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住宅内に液体入り容器=谷本容疑者、ガソリン小分けか―大阪ビル火災・府警


 大阪市北区の雑居ビルで24人が死亡した放火殺人事件で、火元のクリニックの患者、谷本盛雄容疑者(61)が住んでいたとされる同市西淀川区の住宅から、ガソリンとみられる液体が入ったペットボトルのような容器が見つかったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。  谷本容疑者が事件前に10リットルのガソリンを購入していたことも判明。大阪府警天満署捜査本部はガソリンを小分けにして、放火の準備をしていた疑いもあるとみている。  府警は20日、死亡した24人のうち新たに7人の身元を特定した。身元判明は21人となり、残る3人の特定を急ぐ。   捜査関係者によると、この住宅ではビル火災の約30分前にぼやが発生。放火の疑いがあり、府警が現場検証したところ、住宅内から液体が入ったペットボトルのような容器が見つかった。液体はガソリンの臭いがしたという。  谷本容疑者は11月下旬に住宅近くのガソリンスタンドでガソリンを購入していた。携行缶で購入する際は本人確認が求められ、店側の記録に同容疑者の購入履歴があったという。同容疑者は購入したガソリンを持ち運びしやすくするため、ペットボトルに小分けにしていた可能性がある。  ビル火災は17日午前10時20分ごろ、4階の「西梅田こころとからだのクリニック」で発生。谷本容疑者は1人で来院し、受付近くで持ってきた二つの紙袋を置いて蹴り倒し、漏れ出た液体にかがみ込んで火を付ける様子が、院内の防犯カメラに映っていた。火元付近からはライターが見つかっており、府警は同容疑者が使った疑いがあるとみて調べている。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ビル火災の現場を調べる消防関係者=17日午後、大阪市北区
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