浦和と大分、有終なるか＝１９日、天皇杯サッカー決勝

　サッカーの第１０１回天皇杯全日本選手権は１９日、東京・国立競技場でＪ１勢同士による決勝が行われ、３大会ぶりの優勝を狙う浦和と初制覇を目指す大分が対戦する。両チームは１８日、試合会場で最終調整。公開された冒頭１５分では各選手が明るい表情で練習に臨んだ。 　浦和は引退する阿部と退団する槙野、宇賀神を勝って送り出したいところ。ＧＫ西川は「みんなが一体になってトレーニングできた。思い切りやるだけ」と力を込めた。 　来季Ｊ２に降格する大分は、今季限りで退任する片野坂監督にとって最後の試合になる。「いろんな思いはあるが、どれだけ準備してきたことができるか。勝てるゲームを集中してやりたい」と大一番を見据えた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕天皇杯決勝を翌日に控え、試合会場で練習する浦和の槙野（左端）ら＝１８日、東京・国立競技場 〔写真説明〕天皇杯決勝の前日練習で選手を見守る大分の片野坂監督（右）＝１８日、東京・国立競技場