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つまずき響いたDeNA=開幕に全外国人選手不在―プロ野球クローズアップ


 6年ぶりの最下位に終わった三浦監督1年目のDeNAは、4月終了時で6勝21敗4分けと大きく出遅れた。出だしでつまずいた一番の要因は、外国人選手の来日が開幕に間に合わなかったことだった。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年12月に入国ビザの申請が凍結された。DeNAは自国でビザを取得してから入国する方法を選択しており、昨年から在籍していた選手も含めて日本に入れなかった。他球団は別の方法だったため、12球団で唯一、外国人不在で開幕を迎えた。  三浦監督は「嘆いてもしょうがない。今いる選手で力を合わせてやってやろう」と割り切ったが、戦力ダウンは明らかだった。開幕から8試合勝ち星を挙げられず、4月9日からは10連敗。浮上のきっかけすらつかめない日々が続き、三原一晃球団代表も、戦力を整えられなかった責任を認めて謝罪した。  4月になってから外国人もそろい、主力は2週間の隔離後、2軍での調整もそこそこに1軍に合流した。オースティンは規定打席にはわずかに届かなかったものの打率3割3厘をマークし、チーム最多の28本塁打と74打点。ソトは21本塁打、エスコバーはチーム最多61試合に登板した。この活躍を見れば、万全の状態で開幕できていたらとの思いは強くなる。  災いの中で希望も生まれた。ソトが不在だった一塁に抜てきした牧は、安打数など数々の球団新人記録を塗り替えた。三浦監督は「新しい光、小さな光もたくさんある。それを集めて大きく輝かせられるようにやっていく」。もがいた経験は、来季の糧になるはずだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕中日戦で選手交代を告げたDeNAの三浦監督(左)=4月21日、横浜 〔写真説明〕中日に勝利し、オースティン(右から2人目)を迎えるDeNAの三浦監督=6月30日、神宮
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