財政ルール見直し、仏が意欲＝成長重視、独新政権の対応焦点―ＥＵ

　【ブリュッセル時事】来年前半の欧州連合（ＥＵ）議長国を担うフランスのマクロン大統領が、加盟国に債務抑制を課すＥＵ財政ルールの見直しに意欲を見せている。新型コロナウイルス危機後も成長分野への巨額投資を維持する狙いだが、ＥＵ内には慎重論もあり、伝統的に財政規律を重視するドイツの新政権の対応が焦点となっている。