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王者バックスがバイデン大統領を表敬訪問、NBAでは5年ぶり


【ロサンゼルスAFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)の王者ミルウォーキー・バックスが8日、ホワイトハウスにジョー・バイデン米大統領を表敬訪問した。前政権下では優勝チームによる訪問が途絶えており、同リーグでは5年ぶりの恒例行事復活となった。(写真はジョー・バイデン米大統領に見守られる中で、ホワイトハウスでスピーチをする同国プロバスケットボール、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンポ) ドナルド・トランプ前大統領の共和党政権時代には、特にアフリカ系米国人など人種的マイノリティーの権利を奪うような政策をめぐり、NBA王者となったチームが大統領との面会を拒否する騒動が起きた。 NBAのチームがホワイトハウスを訪れたのは、バラク・オバマ氏の政権を表敬したクリーブランド・キャバリアーズが最後となっていた。 そうした中での訪問に、カリフォルニア州ロサンゼルス出身のセンター、ブルック・ロペスは「恒例行事に参加できて、最高だし恐れ多い気持ちだ。すごくクールだ」と喜んだ。 デラウェア州選出のバイデン氏は、同州出身で同氏を敬愛しているダンテ・ディヴィンチェンゾに関し、「彼は(大学時代に)2度の全米優勝を果たしている」と述べ、「だから、こういう行事には慣れているんだ」と語った。 バイデン氏はまた、チームの得点王であるヤニス・アデトクンポが、こうしてアメリカンドリームをかなえたことにも言及した。 子どものころはきょうだいと靴を分け合うなど、ギリシャの貧困家庭で育った同選手は「ちょっと感動した」といい、「(家族が)どれほど犠牲を払ってくれていたか分かっている。8年前には考えられないことだからね。子ども時代のことを思い出すよ」と語った。【翻訳編集AFPBBNews】〔AFP=時事〕(2021/11/09-17:56)
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