ＪＦＫジュニア氏「復活」でトランプ氏復職？ Ｑアノン信奉者、米ダラスに集結

【ワシントンＡＦＰ＝時事】極右陰謀論「Ｑアノン」の信奉者数百人が２日、１９９９年に飛行機事故で亡くなったジョン・Ｆ・ケネディ・ジュニア氏が表舞台に返り咲き、ドナルド・トランプ前米大統領を復職させると信じてテキサス州に集結した。（写真は米ワシントンのホワイトハウスを後にするジョン・Ｆ・ケネディ・ジュニア氏と妻のキャロリン・ベセットさん）　地元紙ダラス・モーニングニューズによると、Ｑアノンの信奉者が集まったのは、１９６３年１１月２２日にＪＦＫジュニア氏の父、ジョン・Ｆ・ケネディ元米大統領が暗殺されたダラスのディーリー・プラザ。　メディアによると、Ｑアノン信奉者の間では、ＪＦＫジュニア氏が実は生きていて、２日午後０時２９分に再び表舞台に姿を現し、どういうわけかＱアノン信奉者が崇拝するトランプ氏を大統領に復職させることになっていた。しかし、時間になってもＪＦＫジュニア氏が姿を現すことはなかった。　Ｑアノン指導者の正体は謎に包まれているが、ＪＦＫジュニア氏だと考える信奉者もいる。　ＪＦＫジュニア氏は１９９９年７月１６日、妻と義理の妹と自家用機でマサチューセッツ州マーサズビンヤードへ向かう途中、墜落事故で死亡した。３８歳だった。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】〔ＡＦＰ＝時事〕（2021/11/04-12:35）