「陽転思考」とは、目の前の事実から良い部分を見つけることができるようになる思考法です。人は、ネガティブな出来事があるとそこから抜け出せなくなり自分や他者を否定しがちです。
不幸になりやすい体質の人はこの傾向が非常に強く、最終的には鬱や暴力的な行動にも繋がります。陽転思考はシンプルなトレーニングを通してどんなにネガティブな出来事からも良い側面(よかった探し)を見出し、落ち込みから素早く切り替え、前向きになれることを促します。
和田裕美が自身の営業時代の経験をもとに考案し、ポジティブシンキングとは違い、ネガティブなことさえ人生の糧にしていこうとする考え方がベースにあります。
■陽転思考を遊びながら学べる「人生よかったカルタ」上記の思考法をもっとシンプルに早く伝える方法がないかという課題のもと考案されたのが「人生よかったカルタ」です。これは、ネガティブなことが書いてある読み札から「よかった」を探すことで、脳の思考グセを前向きに変えていくことができます。
「挨拶されたけど無視されてよかった」「なぜ?」「声がちいさいと気がつけたから」などコロナ禍で心を病んでしまう人が増えたときに、前向きの思考に変えていけるということで、テレビや新聞など多数メディアでも取り上げられ、非常に話題となりました。
精神疾患が増加するなかで思考グセを変えて心を前向きにするトレーニングは、現代においてとても重要であり必至となっています。
すでに企業や多くの教育機関でも「人生よかったカルタ」が使用されており、仕事や授業への取り組み姿勢の改善に役立っています。
■英語版「人生よかったカルタ」開発の様子
英語版「人生よかったカルタ」はネイティブの外国人や小学校の生徒たちの意見やフィードバックを取り入れ、アルファベットとひらがなの違い、英語と日本語のニュアンスの違いなどを考慮してようやく完成しました。
海外の方はもちろん、英語圏でなくとも、英語を学びながら思考法も身に付くというメリットもあります。
この「人生よかったカルタ」を通じて、大人も子どもも、日常の小さな「よかった」を見つけ出し、前向きで失敗を恐れず進んで行く心を育んで、「よかった」の輪が世界中に広がることを願っています。
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
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※出典:プレスリリース