第1部の基調講演では、ジャーナリストの国谷 裕子氏から『「SDGsを組み込んだ経済」を求めて』と題し、「地球の限界値を超えない範囲で、人類の繁栄を可能にする新しい経済を築くことが必要ではないか」との課題提起がされました。その後、研究会メンバーから研究会での論点報告がありました。
第2部のパネルディスカッションでは、経済変革に必要なのは、『デカップリング』(「経済成長」と「環境悪化」の分断)か、『脱成長』かについて議論されました。その中で経済成長至上主義の価値観を転換すること、選択的経済成長の可能性、再分配を組み込んだ公正な移行の大切さ等について意見が交わされ、示唆に富んだディスカッションとなりました。
タイトル :「“惑星の限界(プラネタリー・バウンダリー)”への処方箋
―環境・福祉政策が生み出す新しい経済」
プログラム:<第1部>基調講演 国谷 裕子氏(ジャーナリスト)
論点報告「資本主義経済の再構築としてのSDGs研究会」
主査 駒村 康平氏(慶應義塾大学経済学部教授)
委員 喜多川 和典氏(公益財団法人日本生産性本部
コンサルティング部エコ・マネジメント・センター長)
委員 山下 潤氏(九州大学大学院比較社会文化研究院社会情報部門教授)
委員 内田 由紀子氏(京都大学人と社会の未来研究院長・教授)
<第2部>パネルディスカッション
ファシリテーター 国谷 裕子氏
パネラー 堅達 京子氏(NHKエンタープライズ
エグゼクティブ・プロデューサー)
駒村 康平氏
研究会副主査 諸富 徹氏(京都大学大学院経済学研究科教授)
<総合司会>渡辺 真理 氏(アナウンサー)
【視聴方法】
全労済協会ホームページで「視聴申込」のうえ、ご覧ください。
視聴期限(申込期限):2024年4月30日(火)まで
料金 :無料
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)
※出典:プレスリリース