日々追われる家事の一つ、”洗濯”を楽しく心地よいものにしようと、パナソニック株式会社 (以下、パナソニック)と、花王株式会社アタック(以下、花王アタック)がタッグを組んで立ち上げたのが「#センタク」プロジェクトです。
プロジェクトCMでは、白いシャツ姿でギターを奏でる[Alexandros]川上洋平さんが出演。テーマソングとして、日常の尊さを綴った「日々、織々」を書き下ろしました。
「家にいる時間のルームウェアにこだわるようになった」と話すのはリアド偉武さん。
「家では機能性だけ考えて服を着ていたけれど、ちょっとテンションの上がる服を選んでみたり。服を洗って着る行為が気持ちの切り替えになっていた」そう。
「ちゃんとパジャマを着るようになった」という白井眞輝さんは、「“眠るための服”を着ることで、家での時間にメリハリをつけた」といいます。着心地の良さを知ってもらいたいと、川上さんの誕生日には、ガーゼ素材の夏用パジャマをプレゼントしたことも。
川上さんは、「洗濯するのは、今日の自分を洗い流して、新しい明日を始めるために大切な行為だと感じた」と話します。
「#センタク」プロジェクトでは、川上さん自身がパナソニックや花王との対談を企画するなど、「一緒に作り上げよう」と関わってきたそう。
「自社商品の枠にとらわれず、より豊かな暮らしのスタイルを提案していこうという企業姿勢がカッコいいなと思った」と話します。
「普段の服や衣装を洗濯して明日に備える。当たり前にしていた洗濯を“素敵なもの”として捉え直したとき、“白いシャツをくぐる”という言葉が自然に生まれたんです。
昨日から今日の自分にくぐり抜ける方法として“洗濯”があって、脱皮していこう、成長していこう、という気持ちにもなれるのかなって。そう思えば、明日からがなんだかとても楽しみになってくる。その気付きはすごく大きくて、歌詞にも込められています」(川上さん)
『日々、織々』には、“黄身のないオムライス”という表現が出てきます。
リアド偉武さんは、曲作りの段階から川上さんが口ずさんでいるのを聞き、ずっと不思議に思っていたそう。「“黄身がない”? 意味がないオムライスの聞き間違いかな。どっちにしても、すごく引っかかりのある歌詞だなと思っていた」と笑います。
普段、歌詞に込めた意味についてメンバー間でも話すことはないのだそう。「言葉で説明できるのならば、音楽にする必要はなくなってしまうから。言語化するのではなく音源化していくのが、僕らにできること」と話す川上さん。
改めて、歌詞に込めた思いを聞くと、「何もなかった日も、素敵な1日」という川上さんなりのメッセージなのだと話します。
「朝寝坊してだらだらと1日が過ぎて『今日はなんのイベントもなく終わっちゃったな』というときは誰にでもありますよね。でも、そんな1日でも尊い日常だと思いたい。
黄身というメインがないオムライスでもいいじゃない。地味な日々も重ねていけば意味が生まれるんだと、伝えられたらいいなと思いました」(川上さん)
MVでは、メンバーの“洗濯する日常”も垣間見られる本作品。
「余白を残す洋平らしい言い回しで、情景を想像させる、どこか希望を感じさせる曲」というのは磯部寛之さん。「自分たちの曲を普段聞くことはないけれど、この曲なら部屋に流れていてほしい。心地いいループ感がある」と話します。白井さんは、「“洗濯”という行為を通して日々の尊さを描きたかったんだなと、曲を聴いて改めて思った」といいます。
コロナ禍で厳しい中でも、日常ってあたたかい。そんな気持ちにさせてくれる「日々、織々」を「#センタク」プロジェクトとともにぜひ感じ取っていきたいですね。
【参考】
※Panasonic×花王アタック_「#センタク」CM 新生活篇
https://youtu.be/5cFEc50AtJk