世界中を一変させた新型コロナウイルス。現在も先行き不透明な状況が続いており、生活者の意識・行動にも大きな影響がおよんでいます。
日本製紙クレシア株式会社は、2020年9月1日(火)の「防災の日」を迎えるにあたり、「新型コロナウイルス感染拡大以降の防災意識と対策」に関する調査を実施。
20~50代男女500名を対象とした調査においって、感染拡大前後での生活者たちの防災意識・行動の変化を探りました。
その理由としては、「災害自体だけでなく、避難所で感染するのではないかという不安があり、二重に怖い」(56歳・女性)などの声が多くあがりました。
そこで、「現在、災害が起きて避難が必要になった場合、移動時や避難先での新型コロナウイルス感染を不安に感じますか?」と聞くと、91%が「不安に感じる」と答える結果に。
実際に、今回の調査でも、新型コロナウイルス感染拡大以降、自宅における備蓄・ストック量が「増えた」人は、実に4人に1人(25%)にのぼりました。
「これまでに、防災グッズや災害用の備蓄・ストックの置き場所に困った経験はありますか?」と聞いた質問では、4割超(41%)が「ある」と回答しています。
これは、“日常時”と“非常時”という社会のフェーズ(社会の時期・状態)を取り払い、普段利用している商品やサービスを非常時にも適切に使えるようにする価値を指します。
一般社団法人フェーズフリー協会 代表理事 佐藤唯行氏によると、「フェーズフリー」とは、2015年頃から広まりだした「防災」に関わる新しい概念なのだそう。
「備えることが難しい」を大前提に、 「日常時」と「非常時」の境をなくし(=フェーズをフリーにし)、日常時に身のまわりで役立っているモノやサービスが、非常時にも私たちの命や生活を守ってくれるようにする、というのが 「フェーズフリー」の考え方だといいます。
2020年4月にリニューアルした「スコッティ ウェットティシュー」シリーズは、インテリアに自然になじむ、清潔さのある白を基調としたシンプルなデザイン。
その一方で、マルチに使える「純水99%」のほか、「除菌 ノンアルコールタイプ」、「除菌 アルコールタイプ」、「消毒(指定医薬部外品)」など、災害が起きた際には避難先で「除菌・消毒アイテム」としても活躍するラインアップもご用意しています(※「除菌」タイプは全ての菌を除去するわけではありません)。
今回の調査でも、6割近く(59%)の人が、「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品の購入意向を示しました。
「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品は、「防災グッズ」や「備蓄・ストック量」が増えがちな「Withコロナ」状況下において、収納スペース不足解消の一助につながっていきそうです。
【参考】
※「スコッティ ウェットティシュー」シリーズ
https://scottie.crecia.jp/wet/