健康志向の高まりを受けて、野菜の栄養を積極的に摂るために「野菜ジュース」の需要が高まっています。昨今は野菜が高騰していることから、生野菜の代用品としても野菜ジュースは役立ってくれますよね。
実はこの野菜ジュース、料理用としても生野菜の代わりに大活躍してくれることをご存じでしたか?
味覚や香りを科学的な指標で評価する株式会社味香り戦略研究所は、働くママの増加に伴う、時短で美味しい料理を作るニーズの高まり、昨今の野菜の高騰などから、レシピサイトでも注目されている「野菜ジュース」を調理に用いる効果を味覚センサーで分析し、味の違いを比較しました。
調査結果から分かった、野菜ジュースの知られざる実力をご紹介します。
その結果、味のバランス(酸味・苦味・苦味の後味)を見ると、野菜ジュースやトマト缶を料理に使った方が生野菜を使うよりも味のバランスがいいことが判明。生野菜を入れたサンプルは、苦味が強く、多くの野菜を取り入れようと種類を増やすと、素材によっては味のバランスを調えるのが難しく、野菜の摂取と美味しさを簡単に両立できないものと考えられます。
今回の結果をまとめると、「多品種の野菜ジュース>少品種の野菜ジュース>トマト缶」の順で甘味が強いということに。つまり、料理に使うには多品種の野菜ジュースが最適といえます。
現在、野菜ジュースを使った絶品レシピが、レシピ検索サイトcookpadの「キリン 無添加野菜のキッチン」やメーカーWebサイトに掲載中。ナポリタンやハヤシライス、リゾットといった洋食メニューから、パンケーキやアイスクリームといったデザートまで、実にさまざまなレシピが紹介されています。
野菜ジュースを使った料理は時短にもなりますので、多忙な働くママにもぴったり。野菜嫌いのお子様も喜んで食べてくれるメニューばかりですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【参考】
※キリン 無添加野菜
http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/mutenkayasai/
※野菜ジュースを使ったレシピ集(cookpad)
https://cookpad.com/kitchen/15881458