今回も引き続き、「最強恋愛運をもらおう!縁結び・恋愛成就のパワースポット」をお送りしていきます。今回はPart2となります。
今回は2箇所をご紹介します。ひとつは知多半島から、もうひとつは名古屋市内です。
どちらも「恋愛」に深くかかわる神様です。
では最後までお付き合いいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
恋之水神社~この神社の霊水は恋の病に効果あり
はじまりは「恋の水」
大昔から今日まで一度も枯れたことがない 「恋の水」に水神を祀った のが神社の始まりです。ご祭神は、美都波能女之命・ミズハノメノミコト、ご神徳は、万病平癒 (特に恋の病)とされます。
名古屋市の南、知多郡美浜町にあり、電車では名鉄知多線「知多奥田」駅から歩いて25分くらいですが、知多半島道路が走っていますのでできれば車のほうが便利です。
創建時期ははっきりしませんが、神代の時代、大己貴命と少名彦名之命が国造りをするおり、病に倒れた少名彦名之命のお体を、龍に乗り天より降りてきた美都波能女之命が三度撫でたそうです。その時この地の清水を差し上げたところ、病はみるみる平癒したと伝わり、それよりこの清水は万病の特効薬といわれるようになりました。
ちょっと悲しい、桜姫の伝説
また、「 桜姫の伝説 」が伝わっています。神社の神水がある所から北に約200mちょっと行った所に桜姫のお墓があります。
その昔、美しいと評判の高い桜姫と若い侍が恋におち、隠れ住んでいましたが、 男が病気になり、京都よりはるばるこの地に万病によいと聞く神水を訪ねて来ました。水のありかを里人に尋ねたところ、里人は「今来た道のりとまだ同じほどある」とからかったため、姫はがっくりして嘆き、ついには死んでしまいました。
そんな姫を里人は哀れみ、神水の祠を『 恋之水神社 』と名づけ、姫のお墓をつくったとされます。参道の幟は、信者が道に迷った桜姫を偲び、立てた道しるべといいます。
森の中に美しい水色の鳥居が立っています。お守りはこの水色の鳥居をデザインした「 縁結びのお守り 」。中には相合い傘の御札が入っています。縁を大事にしたい相手と自分の名前を書いて持ち歩くと良いといいます。
お守りや願掛け
また、「 恋愛さくらまもり 」は、恋の病に効くという恋の水を求めてこの地を訪れようとするもたどり着くことができなかった 「さくら姫伝説」にちなんだお守り です。
井戸の水を汲んで願いを書いた紙コップを備えて願掛けができます。お供え用の紙コップに願いを書くための場所が用意されています。マジックなども借りることができます。
駅から離れた場所にある神社ですが、たくさんの参拝者が訪れています。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイト等をご確認ください。
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/182/
星神社~七夕伝説の神社
名古屋の七夕伝説
庄内緑地公園のすぐ北側にある星神社は、名古屋市営地下鉄「庄内緑地公園」駅から歩いて7分または名鉄犬山線「中小田井」駅から歩いて6分です。
祭神は、大己貴命、天香香背男神、牽牛星、織女星です。
恋人との逢瀬の約束を果たそうと、大雨で増水した川に飛び込み命を落とした若者と、あとを追った娘の伝説が残っています。後に村の人々は、夜空の牽牛星と織女星を見てふたりを思い出し、涙しました。
悲しい 七夕伝説 が伝えられる地にある星神社では、中世より七夕のお祭りが行われてきました。このお祭りは、1100年以上も続いています。現在では、 ふたつの星の神様 が良縁や夫婦円満を叶えてくださると、多くの参拝者が訪れます。
樹齢400年のムクノキから頂くパワーが知られています。星神社の鳥居の向かい、 庄内川の堤防へと上る石段脇に、 樹齢400年のムクノキがあります。ずっとこの地を見守ってきた御神木は、強力なパワーを与えてくれます。
カップルお守りと絵馬
「織姫彦星お守り」は織姫と彦星のセット になっています。他に眼病平癒の守りもあります。ご祭神のひとつである天香香背男神は、目の病気を治す神様として知られています。江戸時代には遠方からも数多くの参拝者が訪れ境内にあった「おこもり堂」でご祈祷を受けたといいます。ここの手水舎で目を清めると直るとのご利益は今もあります。
縁結絵馬は彦星と織姫それぞれが描かれた2枚の絵馬にカップルで願いを書いたら離れないように赤い糸でしっかり結びます。願いが叶ったらこの星神社で恋人同士の神様に見守られながらウエディングを挙げることができます。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイト等をご確認ください。
【尾張】最強恋愛運をもらおう! 縁結び・恋愛成就のパワースポット Part3へ続きます。
kanomao
余暇プランナー
仏像と歴史好きな、社寺建築の仕事をしていたおじさんです。全国の社寺、仏像を見て回り、古代から戦国の時代を空想しています。 空想しすぎて小説を書き、文学賞もらっちゃいました。旅ライターと小説家の2刀流おじさんです。