まもなく新学期や入学を控え準備を進めている方も多いのではないでしょうか。
巾着やランチョンマットなどマストなアイテムはもう用意しましたか?!
今回は、型紙なしで作れて簡単アレンジも可能なランチョンマットとお弁当巾着の作り方を紹介してきたいと思います。洗い替えで何枚も必要になりますので是非作り方を見て参考にしていただけると嬉しいです。
ランチョンマットの材料を用意しよう
材料
Photo by Lilly
表地A 37x17cm 1枚
表地B 37x11cm 1枚
裏地 37x27cm 1枚
ミシン糸
ネームテープなど
表地と裏地は好きなものを用意しましょう。柄の合わせ方がポイントです。リボンやフリルを付けたい場合は別途用意してください。
ミシン糸は生地に合うものを使用するとまとまりがよくきれいに仕上がります。
材料費
330円程度〜(複数枚製作可能)
100円ショップの生地を使えば300円程度で数枚制作可能です。生地にこだわった場合では値段は変わっていきますがかわいいものが制作できますよ。子どもの好きなキャラクターで作ってあげましょう!
制作時間
20分〜30分程度
慣れてしまえば15分程でぱぱっと制作することができます。直線を基本縫うのでミシン初心者の方も簡単に安心して制作できます。
レベル
★☆☆
簡単です。また生地の組み合わせを変えるだけで様々なランチョンマットを制作することができるので楽しいです。洗い替えにぜひ数枚制作してみましょう。
ランチョンマットを作ろう
生地を水通しする
生地は使用する前にかならず水通ししましょう。洗濯した際に縮むのを防ぐためです。
アイロンを掛ける
水通しをしたあと乾かした後、一度アイロンを掛けて生地を伸ばしましょう。
生地をカットする
表地A 37x17cm 1枚
表地B 37x11cm 1枚
裏地 37x27cm 1枚
上記をカットしていきます。
縫い代込みの大きさです。
今回はツートーンのランチョンマットを制作しますがもし1色がいい場合は、
37x27cmの表地と裏地それぞれ1枚ずつ用意してください。
逆に三色にしたりパターンを変えたい場合は、縫い合わせたときに37x27cmになればOK!縫い代の計算もお忘れなく!
表地Aと表地Bを中表に合わせて縫う
Photo by Lilly
表地Aと表地Bを中表に合わせたらクリップで留めて縫い代1cmで縫い合わせていきます。ミシンを掛けるときは、はじめと終わりには返し縫いをしましょう。
表地にフリルやリボンワッペンなどを付けたい場合はここで付けておきます。ここで付けておくことで裏地に響くことなく飾りを付けることができます。
アイロンで縫い代部分を割る
ミシンで縫った部分を折ってアイロンを掛けておきます。きれいに仕上がるために行います。
裏地にネームテープを縫い付ける
裏地の下の部分にネームテープなどを付けたい方は付けましょう。下から2cm程度図ってバランス良く付けると良いでしょう。アイロンシールなどの場合はあとから付けてもいいですが縫い付けておくことでネームテープが取れる心配がなくなります。
表地と裏地を中表にして固定し縫い代1cmで縫う
Photo by Lilly
直線で縫っていきます。縫う際ははじめと終わりには返し縫いを行いましょう。
その際に返し口5cmを作ります!目立ちにくい下や横に返し口を作りましょう。縫い終えたら角の縫い代をカットします。
Photo by Lilly
返し口の部分はアイロンで縫い代を広げておきましょう。裏返した際に折り目があると返し口をきれいに閉じることができます。
返し口から裏返しアイロンを掛ける
Photo by Lilly
角の部分はしっかり裏返しましょう。
返し口をコの字とじで閉じる
コの字とじが苦手な方はまつり縫いを行うかこのままにしてミシンで端を縫う際にまとめてしまっても良いです。私はコの字とじがめんどくさいのでミシンでまとめて縫いました。
ミシンで端を縫う
今回は、洗濯した際形が崩れにくいように端を一周縫いました。手縫いの方は省略可能です。
ランチョンマット完成
Photo by Lilly
簡単に可愛いランチョンマットが完成しました。
今回は見える位置にネーム札を付けています。型紙が必要ないので生地が余っているときや追加で作りたいときも作り方がわかっていればさっと作ることができますね。2トーンなのでちょっとお高めのキャラクター生地を節約して使用できます。子どもの好きな生地で、ぜひランチョンマット作りに挑戦してみてください。
お弁当巾着の材料を用意しよう
材料
Photo by Lilly
表地A 30x14cm 2枚
表地B 30x22cm 1枚(底の部分)
裏地 30x42cm 1枚
縫い糸
紐 70cmx2
ビーズ(省略可)
レースなど
おなまえテープ等
表地1色で作りたい場合は、30x42cm2枚(表地と裏地)で製作可能です。柄のチョイスですが、ランチョンマットの柄と合わせてあげると統一感が出ますね。
材料費
500円程度〜(複数枚製作可能)
100円ショップの材料で作った場合の金額です。余った生地でマスク入れやコップ巾着などが作れます。生地を多めに買ってランチョンマットと巾着を作る場合は、1,000円程度で2セットから3セット制作可能です。生地の大きさをチェックして材料を購入しましょう。
制作時間
30分〜40分程度
慣れてくると30分程度で制作できます。ランチョンマットと同時進行で1時間程度で作れました。
レベル
★☆☆
ミシン初心者の方でも制作できます。作り方をよく読み制作していきましょう。
お弁当巾着を作ろう
生地を水通しする
生地は使用する前にかならず水通ししましょう。洗濯した際に縮むのを防ぐためです。
アイロンを掛ける
水通しをしたあと乾かした後、一度アイロンを掛けて生地を伸ばしましょう。
生地をカットする
表地A 30x14cm 2枚(外袋布)
表地B 30x22cm 1枚(底の布)
裏地 30x42cm 1枚
縫い代込みの大きさです。
表地Aの2枚を表地Bの上下に中表に重ねクリップで止めて縫う
Photo by Lilly
縫い代1cmで縫いましょう。はじめと終わりは返し縫いを行います。
縫い代を広げてアイロンを掛ける
縫い代を広げてアイロンを掛けておくことできれいに仕上がります。
レースやおなまえテープなどを付けたい場合はここで付けておく
あとから付けると裏地まで縫ってしまう可能性があるので先に付けておきましょう。
表地と裏地を中表に合わせてクリップで止めて上下を縫う
Photo by Lilly
縫い代は1cmで縫っていきます。この部分は袋の入れ口になる部分です。縫い終えたら入れ口の縫い代を広げてアイロンを掛けましょう。
入れ口を合わせて横を縫う
Photo by Lilly
ポイント
生地の切り替えの部分がしっかり合うように確認してクリップで止めて縫っていきます。
裏地の左右どちらかに返し口を5cm程度作ります。
Photo by Lilly
入れ口の部分の
中央から上下2cmずつは縫わず
に開けて後で端を縫います。この部分が紐を通す部分となります。
袋の底部分を作る
Photo by Lilly
マチを縫う工程を4箇所行います。
手順
底の中央部分と脇を合わせ開く
下から5cm左右ともに5cm測り線を引いたあと縫う
縫ったところから1cm測り残りをカットする
Photo by Lilly
返し口から裏返し返し口をコの字とじで縫う
裏返すときは端がしっかり裏返っていることを確認してくださいね。
紐を通すところを縫う
Photo by Lilly
裏地を表地の内側にいれ、上から2cmのところを縫っていきます。はじめと終わりは返し縫いを行いましょう。
紐を通す
Photo by Lilly
両側から紐を通し結びます。
ここでビーズを付ける方は袋に紐を通して結ぶ前にビーズを先に通しておきましょう。
お弁当巾着完成
Photo by Lilly
底がしっかりあるのでたくさん入ります。レースなどを付けてもかわいいですね!ランチョンマットと一緒に制作してみるのはいかがでしょうか。
ランチセットを作って新学期を迎えよう!
Photo by Lilly
型紙なしで作れるランチョンマットとお弁当巾着はいかがでしたか?
ぜひ子どもさんと生地を選んでお気に入りの物を作りましょう!
短時間で制作できるので今からでも間に合います♪ぜひ参考に作っていただけると嬉しいです。
Lilly
余暇プランナー
福岡在住の2児のママです。子供の頃からハンドメイドに興味を持ち、ハンドメイドショップにて副店長を経験。現在はwebショップでドールチャームを販売しています。ハンドメイドはアレンジ次第で可愛く特別なものになります♪簡単だけど作ってみたくなるアレンジ可能なハンドメイドのコンテンツをお届けしていきます!