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【ガーデニング】初心者にもおすすめ!簡単に育てられるサボテンの種類や育て方をご紹介


サボテンは100円ショップやホームセンターでも取り扱いがあって手に入りやすいですよね。

コロッとしたサボテンはインテリアにも人気があります。可愛いらしい見た目と違って、園芸初心者でも育てやすく地植えにも向いています。

よく「サボテンすら枯らす…といった声を聴きますが、水やりと日当たりに気を付ければ何十年も育てることができるんです。この記事では、サボテンの種類や育て方を詳しく説明しますね。

サボテンとは

サボテンはアメリカやメキシコなどの中南米が原産の多肉植物 です。 乾燥した環境を好み、強い日差しが照りつける過酷な環境にも、耐えられる強い性質 を持っていますよ。日本には16世紀頃に持ち込まれ、古くから園芸用に楽しまれています。

鋭い棘を持つものから、フワフワして可愛らしいものまで種類が多く、愛好家が多いですね。5月ぐらいになると、荒々しい見た目とは違った綺麗な花を咲かせますよ。サボテンは風水でも悪いものを寄せ付けないと言われていて縁起のいい植物です。

ガーデニング初心者でも育てられるおすすめのサボテンをご紹介

実際に我が家で育ててみて、育てやすかったサボテンをご紹介します。

100円ショップやホームセンターで購入したものばかりなので、サボテン選びの参考にしてみてください。園芸初心者でも育てやすい種類なのでおすすめですよ。基本的に我が家にあるのは丸くて可愛い玉サボテンになります。

金鯱(キンシャチ)

サボテンの王様と名高い金鯱 は100円ショップでも取り扱っていて 、黄色の棘と濃いグリーンの体を持っているのが特徴です。白い棘をもつ種類や斑入りなど個性豊か です。

サボテンと言ったら金鯱を思い浮かべる人が多いと思います。植物園などでは、 樹齢100年以上の迫力がある大きな個体を見ることができますよ。

暑さに寒さに強く、植え替えの時に棘に注意するのと、水やりに気を付ければ手のかからない育てやすい品種 です。成長スピードはゆっくりめなので、株が小さいうちは室内にしまうといいですね。

短毛丸(タンゲマル)

深緑の体に深いヒダがあり、短めの黒いとげが特徴のサボテン です。成長すると上に伸びていきよく子吹きしますよ。棘がない個体は一瞬ビニールでできているような見た目をしています。

生育スピードゆっくりで花を咲かせるほど成長すると、花芽を伸ばし15cmほどの白くて美しい花を咲かせますよ。 この花は一日で開花し、開花した後は萎んでしまいます。

暑さに強いのはもちろん、防寒をしっかりすれば-3℃ぐらいなら外で冬越しができる 強い耐寒性がありますよ。

玉翁(タマオキナ)

もけもけした見た目の玉翁は、 毛の中に鋭い棘があるのが特徴です。玉サボテンの代表のマラミリア属 で、我が家では2月頃から4月頃まで ピンクの小さな花を花冠のように頭にぐるっと咲かせます。

サボテンの中で一番早い開花になりますね。毛が生えているので暑さに弱いと思われがちですが、蒸れて根腐れを起こすことなく、真夏でも元気に育っています。 耐寒性もある ので毎年外で冬越しさせていますよ。

100円ショップでも見かけたことがあるので、手に入りやすく育てやすいです。

獅子王丸(シシオウマル)

鋭い棘を放射状に付けていて、棘の根元が赤いのが特徴 です。ふわふわした刺座を持っていて、開花時期になると刺座付近から毛が生えた花芽ができて、 5cmほどの黄色の花を何個も咲かせてくれます 。花を放っておくと種ができるので、種からでも育てられます。

性質は非常に強健 で、特に遮光したりしなくても日焼けしたことがなく、環境に慣れた個体なら-8℃ぐらいなら凍結しないで冬越ししています。

ペンタカンサ

他のサボテンと違って、 おまんじゅうのような可愛らしいフォルムに、黄色の棘がまばらに付いているのが特徴 です。棘も柔らかめなので触っても痛くないですよ。棘が苦手な人でも安心ですね。

黄色い斑が入ったものもあり斑の入り方が綺麗ですよ。 4月から5月ぐらいに薄ピンクの花を咲かせます。 直射日光が苦手なので、軒下の日当たりのいい場所で管理してあげると、葉焼けを起こさないで元気に育ちますよ。冬は室内で冬越しさせました。

園芸初心者でもわかりやすいサボテンの育て方

どこでも売っているサボテンですが、室内で販売されているからと日当たりの悪い場所に置いていませんか?勘違いされやすいですが、 サボテンは太陽の光も水も必要です。

コツさえ掴めばサボテンは園芸初心者でも育てやすくて、長く楽しめますよ。お気に入りのサボテンを枯らさないためにも、置き場所や水やりの方法などサボテンの育て方を教えます。

置き場所

サボテンは太陽の光が大好きです。 光が足らないと日照不足になり形が変に伸びてしまったり、根腐れなどトラブルになったりとうまく育ちません。

サボテンの置き場所は、 日当たりと風通しがいい場所 になります。環境に慣れたサボテンは西日がガンガン当たる場所に置いても葉焼けしないですが、購入したてのサボテンは環境に慣れていないので直射日光が当たらない軒下に置くと葉焼けしにくくなりますよ。

夏の日差しが厳しい時期は、100円ショップで売られている不織布を屋根から吊るすと程よく遮光ができます。

水やり

サボテンは乾燥地帯に生息しているので、乾燥に強い植物 になります。乾燥に強いといっても水が必要ないわけではないです。サボテンの水やりの基本は、土の色が白っぽく乾いたら、鉢底穴から水が出るぐらいたっぷりと水やりします。鉢を持ってみて軽く感じたら再度水やりします。

メリハリを付けて水やりをすると、失敗しにくいですよ。

我が家の水やり頻度は春と秋は3日から1週間ごとに、梅雨時期はほぼ水やりしません。夏時期は暑い時間帯の水やりは、避けて涼しい夕方に1週間ごとに水やりしています。冬は、凍結を防ぐため断水していますね。

植え替え時期

サボテンは基本的に春と秋に成長期を迎えます。 サボテンの植え替えは3月から4月までには終わらせたいですね。 サボテンの植え替え目安は、 買ってから一回も植え替えていない、鉢底穴から根が出ている、水やりしても水の吸い込みが悪い と感じたら、植え替えてあげるとサボテンが元気になりますよ。

植替えの時の注意点として、植え替えてすぐ水やりをしてしまうと、傷ついた根っこに雑菌が入り根腐れの原因になってしまいます。植え替えから1週間位は、水やりをしない方がいいですね。

使う土と肥料

サボテンに最適な土は、 排水性が高く通気性がよく適度に保水性がある土が適しています。 1番簡単なのは、サボテンのために配合されたサボテンの土が使いやすいですよ。土の粒が揃っているものがおすすめです。サボテン用の土が見つからない時は、 赤玉土細粒5、軽石3、鹿沼土1、燻炭1の割合で混ぜる といいでしょう。

サボテンに肥料を与えたい場合は、植え替えの時に 緩効性肥料を数粒混ぜておく といいです。開花時期は株の体力を使うので、液体肥料か植物活性剤を追肥してあげると花が咲きやすく長持ちしますよ。

100円ショップでも手に入るサボテンを育ててみませんか

サボテンは園芸初心者でも簡単に育てられて、丈夫で長く楽しめますよ。日当たりと水やりに気を付けたいですね。サボテンは100円ショップでも取り扱いがあるので、気軽に始められます。

上手く育てると5月ぐらいに、普段の姿とは想像できない綺麗な花が咲きますよ。春はホームセンターなどで、沢山のサボテンが出回るので、お気に入りのサボテンを見つけて育ててみましょう。


椎名淳美

余暇プランナー

園芸店で1つのサボテンに出会ってから、多肉植物の魅力にどっぷりハマってしまった茨城在住の主婦です。 多肉植物を育て始めて4年目を迎え、気が付いたら150種類以上の多肉植物と暮らしています。 季節ごとに違う姿を見せてくれる多肉植物に癒されますよ。 今まで育てた経験を生かし、多肉植物の魅力をお伝え出来たらいいなと思い、植物系ライターを始めました。多肉植物の育て方や寄せ植えの仕方、トラブルの対処方法について執筆していきたいと思います。

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