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【ガーデニング】とってもシンプル♪ 大切な植物を守る、初夏から始めたい暑さ対策


植物に暑さ対策を施すと、夏を乗り越え秋に美しい姿を見せてくれます。

夏はガーデナーにとって1つの山場。春に迎えた花を、秋にもう1度楽しみたいですよね。

今回は、私が実際に行なっているシンプルな暑さ対策をご紹介します。

覚えておきたい4つのポイント

どの植物でも生育に必ず必要なのは、

の3点です。 このバランスが崩れると、枯れてしまう原因に。

暑さ対策も水、風、光がポイントになります。順番に見ていきましょう♪

初夏からの水やりの基本

朝・夕の2回

気温が上がると、水が足りなくなる「水切れ」が起こりやすくなります。

初夏〜夏の水やりは 「朝夕2回、土の表面が乾いたらたっぷりと」 が基本。上からジャーとかけるのではなく、 土の表面に優しく与えるようにしましょう。

葉の上から水を与えると、葉に弾かれ根のある地中まで届かず、水切れの原因となります。

ジョウロはハス口(穴が無数に空いているジョウロの先についている部位)が付いているなら、 穴の細かいものを選ぶのがベター。 付いていないジョウロは、水流が強くなりがちなのでそっと与えることを意識します。

ホースで与えるならシャワーヘッドを取り付け、優しい水流になるよう調節しましょう。

水の温度にも要注意

植物に与える水は、どこから汲みますか?

室内はあまり問題ありませんが、 外で汲む場合は蛇口を捻ったら10秒程流し続けてください。 蛇口付近に溜まっていた水は太陽光で温められ、お湯に変化していることがあるからです。

水温を手で確認してから水やりをするのが安心です。

自動灌水装置

少しお金がかかってしまいますが、 自動で散水してくれる装置を取り入れるのも方法の1つです。

私は、2歳の子供を育てています。

朝は子供の起床前に水やりができるのですが、 夕方は忙しく庭にまで手が回らないことが多々ありました。

水切れでお気に入りの花をダメにしてしまうことが多くなり、思い切って灌水装置を取り入れたら大助かり!

主に花壇に取り付けていますので、鉢植えのみの水やりで済むようになりました。ゆったりした気持ちで、子供と一緒に水やりをしています。

水切れ対策

マルチングで乾燥と高温から根を守る

地表面を資材で覆うことを、マルチングと呼びます。マルチングをすると、 湿度が保たれやすくなり、乾燥を防ぐことができます。 また、地表面からの根の露出を防く効果や、直射日光から生じる高温から根を守る効果、雨による泥跳ねを抑える効果も♪

本格的な夏前にマルチングをしておくと良いでしょう。

資材は用途に合わせて選ぼう!

マルチングの資材には、いくつか種類があります。一般的なホームセンターで購入できるものを5つ挙げてみました。

  • 水苔
  • ココヤシファイバー
  • 敷き藁
  • 腐葉土
  • バークチップ

【水苔】

主に鉢植えに使用します

乾燥した状態で入っていますので、水でもどしてから表土に敷き詰めます。

【ココヤシファイバー】

鉢植えに使用します。

観葉植物ではよく見かける資材で、装飾材料にも。

袋から出したらよくほぐし、表土に敷きます。

【敷き藁】

花壇や畑に使用します。もちろん、鉢植えにも使えます。

細かく砕かれているタイプの方が、ガーデニングでは使い勝手が良いですよ!

通気性・保水性に優れています。

【腐葉土】

マルチングにも使用でき、普段の植え付けにも使い勝手が良い代表的な資材です。土壌改良効果も期待大。マルチングだけでなく日々の植え付けにも使用でき、用途の広い資材です。

腐葉土は「完熟」と書かれている少し値段の良いものを購入することをおすすめします。

【バークチップ】

お値段が上がりますが、見た目がかなり良くなるのはバークチップです。

広い庭に敷き詰めるにはコストがかかり過ぎてしまうので、この樹木の鉢だけとか、この小さな花壇だけ、といった小スペースでの使用が良いでしょう。

風の通り道を意識する

植え付け間隔を十分に空けて

初夏からの植栽は、 密に植えないことが鉄則!

密植は、光や風が十分に当たらない箇所を生み出してしまい、蒸れる原因になります。

光や風が当たらないジメジメした場所は、病害虫の好む場所。根腐れの原因にもなり、結果的に植物が枯れることにも繋がります。

風がしっかり抜けるだろうか?と意識をしながら植栽をしましょう。

すでに植栽済みで密になっている場所があれば、下葉だけでも取ってあげると効果が期待できますよ♪

切り戻しや、透かし剪定をする

鉢に1種類の植物を植えている場合でも、 枝葉が混み合っている場合には注意が必要です。

例えばこちらのマーガレット。

随分花が咲いてくれていますが、このまま真夏を過ごすには、枝葉が混み合っているなぁと感じませんか?マーガレットやペチュニアなど晩秋まで長く咲く花は、 草丈の半分くらいまで切り戻しを行いましょう。

また、マリーゴールドなど 葉が茂りやすい草花は、混み合っている場所を切っていく透かし剪定 をするだけでも、風通しが良くなりますよ♪

鉢台に乗せる

植木鉢を移動させようと持ち上げたら、虫がたくさんいた…という経験はありませんか?鉢植えの場合、鉢底の風通しが悪くなり、

  • 害虫が住み着く
  • 蒸れて根腐れが起こる

可能性があります。

鉢底が浮くように台を置いてあげると、害虫予防にもなり、根も呼吸しやすくなります。

鉢台以外にも、

  • レンガで鉢底を浮かせる
  • 100円ショップなどで手に入るアイアンバスケットをひっくり返して使う(写真参照)

などの方法もありますよ。

強い直射日光や熱風を防ごう

昨今の夏は異常気象続き。想定外の直射日光や高温は、植物にもダメージを与えます。

影を作り、影に置く

強過ぎる日差しに長時間当たると、 葉焼け(人間でいう日焼け。写真参照)が起こる原因に。

遮光ネットをかけたり、家屋の影になるような場所へ植物を移動してあげると良いでしょう。

地植えで動かせない場合は、 西日を遮れる大きめのオブジェを花壇に置き、意図的に日陰を作る ようにすると、見た目がオシャレな暑さ対策になりますよ!

二重鉢

大きさの異なる鉢を重ね合わせる方法です。

5号鉢(直径約15cm)に花が植わっているなら、7号(直径約21cm)の鉢に入れてあげます。鉢を二重にすることで、 植物が植わっている鉢の温度上昇を防ぐ効果が期待できますよ。

葉だけでなく、地中の温度が上がることで根に負担がかかることがあります。 鉢植えは地植えに比べ高温に晒されやすいので、工夫をしておくと安心です。

エアコンの室外機のそばには何も植えない・置かない

エアコンの室外機は熱風が生じます。場所がないから…と 室外機付近に植物を植えたり置いたりすると、それだけで枯れる原因を作り出してしまいます。

また、室外機の前に物があると放熱の妨げにも。気をつけるようにしましょう。

庭の様子をよく観察しよう♪

庭の環境は一軒ごとに異なります。同じ広さで同じ形の家が並ぶ住宅地であっても、 庭の環境は似て非なる物です。

  • この場所はピンポイントで日がよく当たるな
  • 花壇の奥は西側だから、西日が遮れるように背の高い花を植えよう
  • コンクリ部分が多いから、日陰でも暑いな

など、自分の庭を見てあげてください♪

そして毎朝10分でも良いので、触ったり、香りを嗅いだり、葉の色を見たりしてみましょう。

花たちがあなたに、メッセージを伝えてくれていますよ。


みほ(小さな庭と朝時間)

余暇プランナー

ガーデニングが大好きな主婦、みほです。小さな庭と朝時間という、YouTubeチャンネルを運営しています。仕事、子育ての傍ら、毎朝ガーデニングに勤しむ日々。3坪ほどの小さな庭は、毎シーズンお花を買いすぎて大爆発(笑)。それでもお花を増やすことを止められません。ガーデニングを一度挫折した経験もあります。初心者でもガーデニングを楽しみながら続けられる、そんな記事を目指して執筆していきます。

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