12月1日は映画の日。日本ではじめて映画が公開された日です。
実はこの日は映画館で映画を見ると割引料金になるというお得なサービスもあるんです!普段実施されている「ファースト・デイ」とも少し異なるので、サービスの違いについてまとめてみました。
また、12月は師走といわれているようにお仕事やプライベートも忙しい時期ですが、感染症の影響で今年の年末年始も自宅で過ごすという方も多いかもしれません。
映画の日にちなんで、自宅にこもってじっくり見たい年末年始にぴったりの映画についても紹介してきます。
映画の日とは?
映画の日は日本で初めて映画が公開された日を記念して制定された記念日です。
1896年11月25日~12月1日、神戸にある 神戸倶楽部 で 日本で初めて映画が一般公開 されました。使った機材はエジソンが発明したという「キネトスコープ」。日本に輸入され、はじめて使用されたといいます。キネトスコープは 一人ずつのぞき込んで見るというタイプ の上映機で、現在一般的なスクリーンに映して見るスタイルとはかなり異なります。
ちなみに神戸倶楽部は西日本で最初の外国人クラブとしてつくられました。
戦争もあり移転していますが、現在ではレストラン営業などもしており一般客にも開放されています。
https://kobeclub.org/diningbar/
映画の日には割引サービスが受けられる
12月1日の映画の日を記念して、この日に映画館へ行くと チケットの割引 があります。
映画館ごとで料金設定が異なるため、割引後の料金もそれぞれ違うのですが大体の場合 1,000円〜1,100円 前後に設定されています。
2022年現在、 通常の鑑賞料金は大人1,900円の映画館が多い ため、割引が受けられるのは嬉しいサービスですよね。
2021年は大手の映画館(TOHOシネマズ、ユナイテッドシネマ等)では実施されていました。今年も実施されるのでは?と思われますが、開催しているかどうかはお近くの映画館のHPをチェックしてみて下さいね。
せっかくの年に一度の映画の日なので、映画館に足を運んでみてお得に映画を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
映画館のファースト・デイとは
映画の日とは異なるサービスとして「ファースト・デイ」というサービスを実施している映画館が多いです。
これは 映画の日以外の、1日に映画館を利用すると割引が受けられるというサービス 。
こちらはおよそ 1,100円~1,200円ほど に料金設定されています。
ファーストデイと映画の日では微妙に料金が異なり、映画の日の方が安いというパターンが多いです。
似てはいますが違うサービスで、映画の日は毎年12月1日だけなので混同しないようにしてくださいね。
年末年始に見たい映画
今年のクリスマスの予定がそろそろ決まり始めた、予定を立てようと思っているという方もこの時期多いかもしれません。
しかし、感染症の不安があり出かけたくない、家で過ごすつもりという方もここ数年増えてきましたよね。
自宅でDVD、ブルーレイでお気に入りの映画を見たり、VODなど動画配信サービスで映画を見るのはおすすめの過ごし方のひとつです。
誰にも邪魔されずに、ゆっくり映画の世界に浸ってリラックスした年末年始を過ごしてみませんか?
今回はそんな年末年始に見たい、 クリスマスや年末年始がテーマの映画作品 をまとめてみました。
クリスマスがテーマの映画
ラブ・アクチュアリー
クリスマス時期の色んなエピソードがオムニバス形式で同時進行していくというラブ・ストーリー映画。舞台は イギリス・ロンドン 。キャストがとにかく豪華で、知っている俳優が出ている!と気付く方も多いでしょう。
いろんなカップルのストーリーがぎゅっと詰まっていてめまぐるしく展開していくので、共感できる!ほっこりした、という方も多いかも。 鑑賞した後は幸せな気分になれます 。
舞台がロンドンなので、ロンドンのクリスマス時期の雰囲気も楽しむことができますよ。
ホリデイ
キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックという豪華キャストのロマンスコメディ。恋愛要素だけでなくちょっとクスッと笑える要素もあるので、ふだん恋愛映画は見ない方でもみやすいかもしれません。
家を交換して休暇を過ごすことから始まるストーリーですが、この映画を見ると 心機一転がんばろうという気分になる ので年末年始にはおすすめです。
ホーム・アローン
有名なので見たことがある!好き!という方も多いかもしれませんが、クリスマスの定番ともいえるのが「ホーム・アローン」のシリーズです。
大家族の末っ子がクリスマスに家でひとりぼっちになってしまったところに、泥棒がやってきてしまい…というちょっとぞっとする話ですが、子どもが知恵を絞りながら泥棒を撃退する様子が 痛快でとっても面白い んです。
シンプルなのにめちゃくちゃ笑えるので、 嫌なことを全部忘れて思いっきり笑ってスッキリしたい時にピッタリ です。
シザーハンズ
ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督のファンタジー映画。
手がハサミで見た目が恐ろしいけどとっても綺麗な心を持った人造人間と人間の女性のラブ・ストーリーです。最後は切なくて涙が出るような切ない気持ちになりますが、心が洗われるような感覚もある不思議な映画です。ジョニー・デップがとても若く雰囲気も全く違うので、見たことがない人は是非チェックしてみて下さい。
大停電の夜に
クリスマスのイブの夕方に、東京で突然の大停電が起こるというストーリーの邦画です。
さまざまな登場人物が暗闇の中で一夜を乗り切る、オムニバス形式の映画。最近停電はあまり起こりませんが、こんなに不便で不安な気持ちになるんだなと気付かされます。いいことも悪いことも起こってしまってドタバタもあるのですが、 最後にはほっこりした気持ちになります 。
年末年始がテーマの映画
ニューイヤーズ・イブ
舞台は 大晦日のニューヨーク 。それぞれ仕事やイベント、家族行事等に奔走する人々を描いたロマンティック・コメディ映画。オムニバス形式でストーリーが進行します。タイムズスクエアのカウントダウンイベントなど、どんな様子なんだろう…?と興味があったのでとっても面白く見ることができました。先述した「ラブ・アクチュアリー」に似た雰囲気もあるため、気に入った方はチェックしてみて下さいね。
マスカレード・ナイト
「マスカレード・ホテル」の続編となる映画。東野圭吾のベストセラー作品であり、主演は木村拓哉と長澤まさみという豪華キャスト。話題の作品だったので劇場に足を運んだという方も多いのでは?
舞台は年末のホテル、そして日本なのでストーリーを受け入れやすいかもしれません。二転三転するストーリーも秀逸で、 ミステリー作品ですがライトに鑑賞できるので年末年始にはぴったり かもしれません。
映画の日に映画を見よう!
映画の日にちなんで、映画の日の由来や年末年始に見たい作品などを紹介してきました。
忙しい12月、なかなかゆっくり映画を見る時間がないという方も多いかもしれませんが、たまにはゆっくりリラックスして映画を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
すっきりした気分になったり、自分を見つめなおすきっかけにもなるかもしれませんよ。
ゆかた
余暇プランナー
金融業界出身で今はライター中心にフリーランスで活動中。大阪在住だけど京都歴の方が長く、休日はだいたい京都にいます。海外30か国旅行してる旅好き。旅のスタイルはグルメ旅/スポーツ観戦旅/美術館めぐり/ひとり旅。スイーツを求めがちです。関西の情報中心にお届けします。