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【目黒教授のワンポイント防災講座①】巨大地震は明日来るかもしれない、事前に備えることが重要!


日本は地震が多発する国であり、住民は常に地震に備える必要があります。特に大都市だけでなく中山間地域でも、地震対策は欠かせません。東京大学の目黒教授は、防災の重要性を訴え、巨大災害に備えるために「いつでも毎日、備えあれば憂いなし」という姿勢が基本であると強調しています。ほとんどの人が自分は被害に遭わないと思い込んでいますが、実際に被災した人の多くが後悔の声を上げています。そのため、防災対策を怠らないようにしましょう。目黒教授のラジオ番組『みんなのサンデー防災』も、防災意識を高めるために重要です。

日本全国地震列島。日本は、いつどこで地震が起こるか、わからない地域。東京などの都市圏はもちろん、中山間地域においても、住人はいつも地震に備えておかなければ、自分や家族の生命、財産は守れません。

そこで、日本の防災の権威、目黒教授がご指南。第1回目は、「巨大災害は明日来るかも!に備えて…」。

目黒教授/やはり、皆さん、地震の被害は身近には降って来ないと思いながら、普段過ごしていらっしゃいます。その理由は、地震のニュースはよく見るけど、10年前も、5年前も、1年前も、自分には大きな地震被害がなかった…。半年前も1ヶ月前も、一昨日も昨日も…と遡っていくと、それなら今日も明日も私は被害に遭わないだろう、となるわけです。しかし、実際に災害に遭ってしまった人に、お話を伺うと、ほとんどの人たちは、なんで自分は被害に遭わないと思いこんでいたのだろう。事前にちゃんと準備する時間があったのに、とおっしゃいます。ですから、私たちは「いつか地震の被害が身近に来るかも」ではなく、今日、明日に地震の被害を受けるかもと考えて備えていることが大切だと思います。防災対策で一番大事な基本のキのキは「いつでも毎日、備えあれば憂いなし」です。まずは、この基本姿勢を忘れないでください。

目黒公郎プロフィール
東京大学大学院情報学環長・教授。専門は総合災害管理、国際防災戦略。内閣府本府参与、多数の省庁の防災委員、日本地震工学会、地域安全学会、日本自然災害学会などの会長を歴任。防災功労者内閣総理大臣表彰などを受賞。

●目黒教授のラジオ連載「みんなのサンデー防災」は、各種の災害がもたらす被害の最小化と、災害時を被災地地域の課題を解決する機会として活用し、発災以前よりもいい地域に改善するために必聴の番組。毎週日曜14時〜全国コミュニティFMで放送中。詳しくは「みんなのサンデー防災」で検索してみてください。

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