株式会社みずほフィナンシャルグループは、金融経済教育の一環として「空想科学読本」を刊行する空想科学研究所とコラボレーションした「空想金融教室プロジェクト」を展開。
1年以上にわたって展開してきた本プロジェクトの書籍が、2025年7月23日より発売を開始します。
「空想金融教室プロジェクト」初となる書籍が発売
「空想金融教室プロジェクト」は、高等学校での必修化など現代において必要不可欠となった「金融経済教育」を、より多くの人にわかりやすく、楽しみながら学んでもらうために立ち上げたプロジェクト。
子どもたちが未来の経済社会で活躍するための知識を身につけることを目的に、親しみにくい投資の話から、難しく感じる金融・保険の話まで、これまで「桃太郎」「浦島太郎」といった有名な昔話を用いつつ、“おカネ”という観点から物語を再構成し、解説してきました。
今回発売される書籍「空想金融教室」では、これまでサイト上で公開してきたエピソードに、新たに書き下ろしたイラスト・コラム・用語解説などを加えて紹介し、金融の仕組みや経済の基本を、親子で楽しみながら学べる内容となっています。
書籍内では、エピソードを全5章に分けて紹介。
第1章ではおカネの価値や考え方の話、第2章では暮らしに紐づく保険やおカネのトラブルの話、第3章では社会に関わる税金や法律の話、第4章では自分の人生にかかわる働き方や老後資金の話、第5章ではビジネスに関する話を学ぶことができます。
今回の書籍発売に、空想科学研究所 主任研究員の柳田理科雄さんは、
「僕はかつて学習塾を倒産させたことがあり、おカネの話はこの世でもっとも苦手です。そんな僕でも、WEBサイトではみずほさんに教えていただきながら、楽しく学ぶことができました。“世の中はそうなっていたのか!?”と驚くこともたくさんありました。書籍では、ぜひたくさんの方に、この“目からウロコ”の経験をしていただきたいと思いました。」
と書籍から学ぶことが多く、おカネの話が苦手な方にこそ読んでほしいとアピール。
今回は文章が中心となった書籍でしたが、マンガ化やアニメ化、イベントの開催など、さらなるプロジェクトの展開もできそうだと展望を語りました。
柳田さんのお気に入りのエピソードは「白雪姫」とのことなので、ぜひ興味がある方は本書籍でご覧になってみてください。
書籍詳細
●昔話でおカネの基本がわかる!空想金融教室
著者:柳田理科雄
解説・監修:みずほフィナンシャルグループ
協力:株式会社博報堂・博報堂ケトル
発売日:2025年7月23日
定価:1980円(税込)
仕様:A5判、256ページ、オールカラー
ISBNコード:9784092274426
発行:株式会社小学館
URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09227442
※みずほフィナンシャルグループは社会貢献活動の一環として、監修・解説を実施
金融リテラシーを子どもたちに伝える「出張授業」も実施中
金融リテラシーを次世代に伝えるための実践的な教育活動の一環として、みずほフィナンシャルグループは小学生・中学生・高校生を対象にした出張授業も展開しています。
同社の社員がゲストティーチャーとして来校し、学校の教室で金融経済教育の授業を実施するというもの。
また、授業の題材として「空想金融教室」を希望することも可能とのこと。
本取り組みは学校現場や地域の教育機関において、子どもたちが金融や経済の基本を楽しく学び、実社会で活用できる知識を身につけることが目的。
「学校の授業でぜひ行って欲しい」という教育機関の方は、特設サイトより出張授業の申込みをしてみてください。
金融経済教育の取り組みについて:https://www.mizuho-fg.co.jp/sustainability/social/education/index.html
「空想金融教室プロジェクト」特設サイト:https://www.mizuho-fg.co.jp/csr/education/kyoshitsu/index.html