人材ソリューションで可能性を創造する「人的資本創造企業」の日研トータルソーシング株式会社は、19~65歳の社会人800名を対象とした「社会人になって力を入れていること=シャカチカ」に関する実態調査を行い、その結果を公開しました。
勉強は必要だと「90%」以上が思っていても勉強する人は「約6割」
社会人にとって勉強が「必要だ」と答えた人は90.8%となり、殆どの人が勉強が必要だと考えていることが分かりました。
その理由として「知見が豊かになるから」「今後の人生に役立つから」がいずれも6割強という結果に。
しかし「社会人になってから、勉強をしていますか?」という質問に対して「はい」と答えた人は60.7%で、9割以上の人が社会人に勉強は必要であると考えたものの、実際に勉強ができている人は約6割にとどまることが分かりました。
また、社会人で「勉強をしている」と回答した人に、週の平均勉強時間を聞いたところ、6割以上の人が「週1時間未満」と回答。
勉強をしている人でも、日々の忙しさなどから勉強に充てられる時間自体は限られていることが伺える結果となりました。
勉強している内容の最多は「お金・資産運用・投資」だった
勉強していると回答した人に「具体的な勉強内容」を聞いたところ、最も多い回答が「お金・資産運用・投資」の33.5%となり、
・国家資格:28.4%
・語学:27.8%
・その他の資格:22.8%
・趣味関連:22.8%
と続きました。
さらに、勉強を始めた時期について聞くと、20代までに始めた人が過半数の一方、40歳以上で始めた人も24.5%いる結果に。
早い段階で始めた人も多い中、ある程度社会人経験を積んでから勉強を始める人も一定数いることが分かりました。
勉強する理由は「自分の知見を広げるため」が過半数超え
社会人になってから勉強をしている人に対して「勉強をする理由・始めたきっかけ」について尋ねると、51.6%と過半数が「自分の知見を広げるため」と回答。
次いで「資格取得のため」が40.1%、「関心が高い分野(趣味・教養目的)があるため」が35.8%と、自分の人生を豊かにする理由・きっかけが多い結果となりました。
逆に「仕事で必要な知識・スキルを身につけるため」「昇進・キャリアアップのため」などの仕事関連の理由は、いずれも3割未満。
「社会人の勉強=キャリアアップ」という印象が強かった一昔前に比べ、現在は自身の興味・関心がある分野について学んでいる人が多数派となっているようです。
「勉強をしていて良かったこと」を聞くと、最も多かった回答が「知見が広がった」で50.6%、次いで「新しい知識が得られることに楽しさを感じる」が37.0%、さらに「業務に役立った」が33.5%という結果となりました。
勉強しない理由1位は「勉強する時間がない」
一方で「勉強をしていない」と回答した社会人にも理由を聞くと、最多は「勉強する理由がない」「興味がない」が34.1%となりました。
また、19歳~29歳では「時間がない」を選択した人が半数近くに上ったことで、自由に使える時間があまり捻出できていないことが明らかに。
また「勉強をしていない」と回答した社会人のうち、勉強を「したい(そう思う、ややそう思う)」と答えた人は4割未満。
勉強が必要だと頭ではわかっていても、現在勉強をしていない人は、意欲自体も高くない傾向があるようです。
今回の調査では、実際に勉強が必要だと思っていても、時間をとることができない等の理由で「勉強への必要性に対する認識」と「実際に勉強ができている割合」に差が生まれていることが分かる結果となりました。
忙しい毎日に疲れてしまい「勉強する気力がなかなか出ない」「後回しにしてしまう」という人も多いようです。
また、現在勉強をしている社会人の中でも、じっくりと時間をとって行うことが難しいと感じる人が多いことも明らかに。
しかし、勉強をすることは自身の知見を広げ、人生を豊かにすることにもつながります。
「勉強をしないといけないと思っていても、なかなか手につかない」という人は、まずは「時間がかからない簡単なもの」から無理なく始めてみてはいかがでしょうか。