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ヨガをすると眠くなるのはなぜ?3つの理由をプロが徹底解説



ヨガレッスンを受けていると、レッスン中にまったり眠くなる、あるいは夜スッと寝つけるようになったと感じている方はいませんか?それはヨガがもたらす心と体へのリラックス効果をしっかり実感できている証拠です。ヨガをするとなぜ寝られるようになるのか、その3つの理由をプロが解説します。


寝つきが良くなる理由① 深い呼吸で自律神経のバランスが整うから

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ヨガのレッスン中、インストラクターから「呼吸が止まらないように」「深い呼吸をしましょう」「お腹までたっぷり空気を吸い、吐きます」と声をかけられたことはないでしょうか?実は、このヨガの「呼吸」と「寝つきが良くなる」ことには大きな関わりがあるのです。
睡眠には、私たちが生きていくのに必要な機能を自動的に維持、コントロールしている自律神経が大きく影響しています。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の二つに分けられ、交感神経は活動や緊張している時に強く働き、副交感神経は体をリラックスしている時に強く働いています。
睡眠時は心身を休息し回復させるために、副交感神経が働く必要があります。私たちは本来、朝は活動するために交感神経位が優位に、夜になると休息するために副交感神経が優位になる自然なサイクルを持っています。ストレスを抱えていたり、不規則な生活をしたりすることで、この自律神経の自然なバランスが崩れてしまいます。
寝つきが悪いのは、交感神経が夜になっても過剰に働いているのも原因の一つ。交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にしてくれるのがヨガで行われる「深い呼吸」です。お腹までたっぷり呼吸を吸って吐く「腹式呼吸」は副交感神経を刺激し、心身をリラックスさせます。
ヨガレッスン中や後に、心や体が緩んでゆったりとするのはこの「深い呼吸」のおかげなのです。

寝つきが良くなる理由② “今”に集中することで心のざわつきが手放せるようになるから

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眠ろうとして目を閉じたら、「あの時ああしていれば…」「これからどうなるんだろう…」と、 過去の後悔や未来の心配ごとが頭の中に次々と浮かんできて眠れなくなってしまう、そんなこともよくあります。
時々であれば誰にでもあることですが、毎日のように続けば睡眠不足になり健康に影響してしまいます。過去のことはもうどうにもならないし、いくら心配しても今を飛び超えて未来に行くことはできません。
ヨガの練習では、今ここにある自分の体や呼吸に意識を向けることで“今”に集中します。そしてヨガの瞑想は、コロコロ動き回る心が「“今”に集中するため」のダイレクトな練習です。
ヨガのレッスンでこれらを繰り返し練習することで、マットから降りた日常生活でも「“今”に集中すること」が浸透をしていき、心のざわつきがだんだんと手放せるようになります。
「変えられてないことを考えすぎてもしょうがない、今できることをやってみよう」

そんな気持ちで毎日を過ごせるようになると、後悔や心配ごとが頭の中をグルグル回って眠れない、ということもなくなっていくでしょう。

寝つきが良くなる理由③ 睡眠のためのホルモンが増えるから

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夜眠くなるのは、メラトニンというホルモンの働きです。メラトニンは夜分泌され、脳と体を睡眠状態にします。メラトニンの分泌が少ないと寝つきが悪くなったり、ぐっすり眠ったりということができません。
そして、メラトニンがたくさん分泌されるためには、メラトニンの材料であるセロトニンというホルモンが日中にしっかりと分泌される必要があります。セロトニンを増やすためには、ゆったりとした適度な運動、そして先ほど紹介した腹式呼吸が効果的といわれています。つまり、日中のセロトニンを増やし、メラトニンの分泌を促すのにもヨガがうってつけなのです。
また、セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、イライラや恐怖、不安を抑え、気持ちを安定させる役割があります。ヨガした日にぐっすり眠れるのは、心が安定していることも理由の一つです。
一般的なヨガのレッスンでも寝つきを良くし、睡眠の質を上げる効果がありますが、自律神経のバランスを整え、ストレス解消や睡眠に特化したヨガもあります。ぜひ、体験してみて下さい。

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