気圧や気温の変動が大きい梅雨の時期は、体にとっては適応するのが大変な季節。特に雨の日が続くと体のリズムが崩れやすくなり、頭痛や肩凝り、イライラなどの不調が起こりやすくなります。その大きな要因となるのは自律神経の乱れによるもの。そこで今回は、この時期におすすめしたい自律神経のバランスを整えるヨガポーズをご紹介します。
梅雨の不調対策にも最適なヨガ
梅雨の不調に効くヨガポーズ3選
魚のポーズ(マツヤーサナ)
―ポーズのとり方―
1) 仰向けで寝た状態で両手をお尻の下に敷き、手の平は下向きにします。
2) 息を吸いながら腕で床を押し付けるようにしてアゴと胸を天井に突き上げ、頭頂部を床につけて背骨を反らせます。
3) 3~5呼吸程度ゆっくり呼吸をした後、静かに元の状態に戻ります。
キャットアンドカウ
―ポーズのとり方―
1) 四つん這いの状態で両手を肩幅に開き、肩の真下に手を置きます。足は腰幅に開いて膝が股関節の真下に来るようにし、つま先を立てます。
2) 息をゆっくり吐きながら背中を丸め、お腹を覗き込むように頭を腕の中に入れていきます。
3) 吐き切ったら、今度は息を吸いながら背中を反らしていき、頭と尾骨を天井の方に高く突き出していきます。目線も上の方を見ます。
4) 3.を5セット繰り返します。
サギのポーズ(クラウンチャーサナ)
―ポーズのとり方―
1) 両脚を伸ばして座り、背筋を伸ばします。
2) 右足の膝を立て、土踏まずを両手で持ちます。
3) 腰・背骨はしっかりと伸ばした状態で、吸う息とともに右足を天井に向けて引き上げ膝を伸ばします(つらい場合は膝を曲げてもOK)。
4) 息を吐きながら膝を顔の方に近づけ、そのままゆっくり5呼吸キープします。
5) 右足を元に戻し、左足も同様に行います。