ほまれ酒造には人気の「純米吟醸酒」がたくさんあるが、そんな中、新しい「馴染みの顔」になれるよう想いを込めて醸したという、独自貯蔵法が叶えるフレッシュな味わいの『會津ほまれ セキレイ純米吟醸酒』を味わってみた!
フレッシュな搾りたての味わいが特長のブランド
ほまれ酒造(福島県)は、創業100年を迎える日本酒メーカー。喜多方の地で風土・水・米・技にこだわり、最高の日本酒を提供し続けている。今回は新しい純米酒ブランド「SEKIRI」シリーズの第2弾『會津ほまれ セキレイ純米吟醸酒』(720ml瓶・ 希望小売価格 税込1,320円・発売中)をご紹介しよう。
「SEKIREI」シリーズの特徴は搾りたてのフレッシュさ。一般的な日本酒は、火入れしてからタンクで貯蔵するが、「SEKIREI」シリーズでは、若いうちに搾り、生のまま瓶詰して火入れ処理を行う。その後、マイナス5度の氷温貯蔵庫で管理しているそう。だから搾りたての味わいが再現できるのだ。
二羽の鳥が寄り添うキュートなラベルに描かれているのは、会津ほまれが蔵を構える喜多方市の鳥「セキレイ」。その名を冠するほまれ酒造のブランド「SEKIREI」は「セキレイ純米酒」からはじまった。今回は第2弾として純米吟醸酒が登場。日本酒造りの酒米として知名度の高い「山田錦」でできたお酒だ。
「恋教え鳥」という別名も持つセキレイが、仲睦まじく身を寄せ合うラベルデザインには、『會津ほまれ セキレイ純米吟醸酒』を手にする時間はリラックスできる大切な時になってほしい、という願いが込められているそうだ。
それでは、その魅惑的なお酒を味わってみよう。
キリっとシャープでフレッシュなお酒
飲み頃温度は12~15℃と書かれているが、この季節は冷やして飲むのがお勧め。
鼻を近づけると、フルーティーで華やかな吟醸香と、ふくよかなお米の香りもふわっと漂う。
口に含むと、フルーツやハーブを思わせるような爽やかな香りが広がって抜けていく。シャープでキレのいい辛口だ。すっきりしているので食中酒にもよさそう。
これはさっぱりしたお料理と合わせたい。お刺身や野菜の煮びたしなどの和食はもちろん、軽めの洋食に合わせてみても美味しくいただけた。生ハム&フルーツやコクのあるチーズ、冷製パスタなどとも相性がいい。
冷酒にすると軽快に飲めるので、合わせるお料理のバリエーションも広がりそうだ。
ちなみに、ちょっと時間の経過を楽しんでみた。開栓して2~3日たってから飲んでみると、まろやかさが増していた。味の変化が楽しめるのも面白い。
『會津ほまれ セキレイ純米吟醸酒』は、そのままを味わうのはもちろん、食中酒としても飲みやすいので、人が集うシーンにもぴったり。爽やかなグリーンのボトルにおしゃれなラベルは、食卓を華やかに彩ってくれそうだ。大人数で飲むなら一升瓶(1.8L・希望小売価格 税込2,750円)も販売されている。
独自の貯蔵法だからこそできる搾りたての味わい。純米吟醸のフレッシュな味わいをぜひ楽しんでみて。
キリっと辛口の『會津ほまれ セキレイ純米吟醸酒』は、オンラインショップにて販売中。
※お酒は20歳になってから楽しもう