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ビール発酵技術でレモンサワー! 『麒麟百年 極み檸檬サワー』の特別すぎるごほうび感


堅調な伸びが続くRTD市場、人気のレモンサワーに新顔が登場だ。その名も『麒麟百年 極み檸檬サワー』。使用するレモン果汁の一部を、ビール酵母で発酵させているという。どう仕上がっているのか、味わってみたい。

キリンビール独自の発酵技術と「氷結」のブレンド技術が合体!

日本のビールメーカーの草分けとして、1870年の創業以来第一線に君臨し続けるキリンビール(東京都)。同社はビールのみならずRTDの分野でも「氷結」や「本搾り」など強力なブランドを持ち、RTD市場で大きなシェアを誇っている(RTDとは、Ready to Drinkの略で、栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料のこと)。

今回紹介する『麒麟百年 極み檸檬サワー』(350ml缶・参考価格179円・2023年4月4日発売)は、キリンビールの発酵技術を用い、"ビール酵母で発酵させたレモン果汁"を使用しており、「氷結」で培ったブレンド技術で仕上げたという。

発酵前後のレモン果汁

すでにキリンビールは「発酵レモンサワー」をヒットさせた実績があるが、同製品は果実酵母で発酵していた。しかし今度は、レモン果汁をビール酵母で発酵させたというから、チューハイ/サワーファン、ビールファンなら気になるところ。同社の開発担当者によれば、「レモン果汁・酵母種・発酵条件について41パターンの組み合わせの中から試行錯誤して最適なものを選び抜いた」とのこと。

『麒麟百年 極みの檸檬サワー』で晩酌してみた/定番「氷結 シチリア産レモン」との違いは?

試飲してみることにした。つまみとしてはゲソの唐揚げと冷ややっこ、ミックスナッツを用意した。なお、比較のために定番商品『氷結 シチリア産レモン』も用意した。

まずはグラスに注いでみる。注いだ瞬間から細かい泡が立ち上ってくる。なるほどこの泡立ちは従来のチューハイ/サワーにはない特色だ。

ホワイトビールを思わせるような独特の色合いも印象的。グラスからあふれんばかりに立ち上った泡の大きさは同社製チューハイ/サワー製品の8分の1ときめ細かく、その分泡持ちが長いため口あたりがまろやかになる。

たとえば「氷結シチリア産レモン」はレモン果汁の香りがストレートに上ってきて、みずみずしさとフレッシュさを感じさせ、味わいもさっぱりとしていて、爽快なのど越しが特徴だ。対して『麒麟百年 極みの檸檬サワー』は、果皮も果汁も含めたレモン果実そのものの香りが重層的に立ち上ってくるところが面白い。

『氷結シチリア産レモン』の果汁割合2.7%に対して、『麒麟百年 極みの檸檬サワー』は8%。たっぷり使用している分、レモンの風味にコクがあり、泡立ちの良さとも相まって、スピリッツ独特の強いアルコール感を上手に抑えている。飲んでいるうちにじわじわと口の中に広がるレモンピールの苦みが心地よい。ビールともレモンサワー、チューハイとも違うソフトな味わいがうまい。

次に各種のつまみと合わせてみる。『氷結シチリア産レモン』、『麒麟百年 極みの檸檬サワー』ともに、ゲソの唐揚げ、ミックスナッツといった脂っこいつまみにはよく合う。ただし、その合い方は対照的だ。

『氷結』の方は爽快な口当たりで、一気に口の中の脂分を洗い流してさっぱりさせてくれる。『極みの檸檬サワー』の方は強い果実味と複雑な味わい、程よい苦みで包み込むように脂分を消してくれるのだ。どちらも甲乙つけがたいマリアージュだ。

冷や奴のようなあっさりとしたつまみに関しては『極みの檸檬サワー』の方に軍配が上がるだろう。『氷結』の爽快さは、淡い味わいの食材にはやや勝りすぎてしまう場合があるが、『極み檸檬サワー』のふんわりとした味わいは逆に淡い味わいの食材を引き立てる方に作用する。食材の味を活かす和食には特に合う食中酒となる。

店頭でも映えるデザイン

これからの季節はタケノコを筆頭に各種の山菜が旬を迎える。そんな時期に発売される新感覚のチューハイ『麒麟百年 極みの檸檬サワー』、ぜひとも旬の食材とともにふんわりとした味わいを楽しんでみたい。

入手は全国のスーパー、コンビニエンスストア、酒販店で可能だ。

公式サイトはこちら

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