スーパーの惣菜コーナーには、そのお店独自の商品のほか有名メーカーのお惣菜が並んでいることがある。そう、新商品がしれっと置かれているのだ。今回紹介するのは『北海道くりりんかぼちゃのクリーミーコロッケ』は、2023年春の新商品。糖度20度以上のかぼちゃを使用した、まるでスープのような味わいのコロッケだ。メロンよりも甘いという「くりりんかぼちゃ」のコロッケの味をたしかめてみた!
希少性の高い「くりりんプレミアム」18.7%使用
さんれいフーズ(鳥取県)は、水産・畜産・農産・飲料などあらゆるジャンルの食材を取りあつかう業務用食品卸と、カニの加工販売、調理冷凍食品製造を手掛け、全国へ販売するなど食のインフラを支えている。
この度スーパーの惣菜コーナー向けに、2023年春の新商品として発売されたのは、『北海道くりりんかぼちゃのクリーミーコロッケ』(4個入・店頭販売価格 税込298円・2023年春発売)。北海道森町産の糖度20度以上のかぼちゃ「くりりんかぼちゃ」を18.7%使用したコロッケだ。
一般的なかぼちゃの糖度は12度程度と言われているから、その甘さは段違い。ちなみに、メロンの糖度が一般的に16度と言われているので、どれだけ甘いか想像できるだろう。また、糖度20度以上の「くりりんかぼちゃ」は「くりりんプレミアム」と呼ばれ、収穫量が少なく希少性の高いかぼちゃとしても知られている。
惣菜売り場では4個入りで販売。1個あたり約75円と特段高くないのも、食のインフラを支える同社だからこそのコスパの良さだろう。
ひと口目から口いっぱいに広がる甘いかぼちゃの味。温めてもおいしい! 冷めてもおいしい!
形は円盤型。大きさは3~4口サイズで、直径約5×2.5cmほど。大きすぎないのでお弁当にも入れられそう。
きつね色に揚がった衣にかぶりつくと、ザクザクッと気持ちのいい音が響く。しっかりとした食感の衣がおいしい。中にはクリーム状のかぼちゃが隙間なくぎっしりと詰まっている。温めた状態だと、零れ落ちそうで落ちない絶妙なとろり加減だ。
ひと口で口いっぱいに広がるかぼちゃのクリームは糖度20度以上も納得の甘さ。繊維感はなく、シチューのようななめらかな口当たりとなっている。風味はやや控えめだが、食べ終わった後にふわっとかぼちゃの香りが鼻をくすぐるのも面白い。
ちなみに冷めた状態でも食べてみたのだが、しっかりと味付けがされているおかげで、ほとんど変わらない味わいが楽しめた。中のかぼちゃはやや硬めのペースト状になっているが、しっとりとしていてこれもまたおいしい。
4つも食べればおなかもいっぱい。このクオリティとボリュームのコロッケをお総菜売り場で買えるのは本当にお得だと感じた。
購入は量販店惣菜売り場にて。パッケージの北海道森町産有機栽培南瓜くりりんのイラストが目印。