亀屋万年堂の代表的な菓子「ナボナ」シリーズから登場した、『ナボナロングライフ メープル/チョコレート』。賞味期限が約60日と長期保存可能な「ナボナロングライフ」。気になるのでさっそくその味わいをたしかめてみよう。
進化を続けるふわふわ食感菓子「ナボナ」。ラインナップが続々追加!
1938年に創業した老舗和菓子店の亀屋万年堂(神奈川県)。当初は羊羹や最中など、純粋な和菓子のみを販売していたが、1963年に誕生した洋菓子製品「ナボナ」は、国民的ホームラン王の読売ジャイアンツ・王貞治出演のCMとともに爆発的なヒットとなり、昭和、平成、令和を通じてロングセラーとなっている。
なかでも賞味期限が約2か月でおいしさ長持ち、さらにストックしやすいのが「ナボナロングライフ」シリーズ。当初はチーズクリームとママレードジャムの2種類のみだった「ナボナ」だが、現在展開されている数多くのフレーバーのなかから今回は『ナボナ ロングライフ メープル/チョコレート』(各1個入・実勢価格 税込119円・発売中 ※12月上旬、都内ローソンにて購入)をおためし!
ちなみに通常の「ナボナ」の日持ちは1 週間から10日というのに対して、「ナボナロングライフ」は約60日と日持ちするところが特徴。これは生地の水分量を調整することで実現したのだとか。
期間限定『ナボナ ロングライフ メープル』を食べてみた!
まずは期間限定の『ナボナ ロングライフ メープル』。カナダ産メープルシュガーを使用したクリームを「ナボナ」特有のふわふわとした生地にサンドした一品。
オレンジを基調としたパッケージには楓(カエデ/メープル)があしらわれて、秋季限定フレーバーというのがひと目で伝わってくる。
袋を開けて手に取ってみると、外のソフトカステラ生地がふわふわ。従来よりもひと回り小さめの直径約6.8cm、高さ3.6cmと手のひらサイズなので、子どものおやつにも良さそう。メープルの香りはかすかに漂うくらいだが、味はどうだろうか。
食べてみると、ほろほろとした生地のなかにあるメープルクリームが登場。噛めばかむほどメープルのやさしい甘みに包まれて、なんだか癒される。
生地は軽い食感で食べやすいが、クリームの旨みに重厚感があるので全体としてバランスがとれていると思う。この時期にしか味わえないのがもったいない、メープルの自然な甘みを存分に楽しめるフレーバーだった。
通年販売『ナボナ ロングライフ チョコレート』を食べてみた!
お次は『ナボナロングライフ チョコレート』。
こちらはパッケージにチョコが描かれているということはなく、一見なんのフレーバー? と思うオシャレなデザインだ。
持ち運びやすく、シェアもしやすい個包装の袋を開けると、一気にチョコレートの香りに包まれる。チョコレートを練り込んだブッセに、まろやかなチョコクリームがたっぷり。
サクフワ生地からはチョコレートの上品な甘み、そしてクリームはやはり滑らか。生地・クリームどちらもチョコレートを使っているのに、食感が違うのでまったく別の旨みを感じられる。「ナボナ」のなかでもよりコーヒーにマッチしそうなテイストだと思った。
メープルがさわやかな甘みならばチョコレートはコク深い大人の味わいだった。どちらもコーヒーや紅茶などと一緒に楽しんで、リラックスタイムを過ごしてみてはいかがだろう。
全国のコンビニエンスストアなどで販売中。メープルは期間限定なので、気になる人はお早めに。