不思議な出来事に出くわした時の反応は、実は恋愛関係の傾向を映し出すものだったりします。
恋人への思いが少しずつ冷めてしまった時、あなたはどんな態度をとるのでしょうか?
いつもの生活の中からはうかがい知れない、隠された本音が見えてくるかもしれません。
【質問】夜の森で異形の存在に遭遇!何者でしょうか?
夜の森で、あなたは大きな翼を広げた人物と遭遇しました。その人物は一体何者でしょう。
A~Dの中から直感で選んでみてください。
A. 妖精
B. フクロウの化身
C. 幻影
D. 守護天使
A「妖精」を選んだあなたは…「愛情表現が逆に、より熱烈になる」
あなたは恋愛関係に夢とロマンを求めるタイプ。そのため、愛情が冷めかけた時にもその事実をなかなか認めたがらない傾向があります。
そのため、無意識のうちに愛する人への気持ちを改めて強調し、愛情表現が過剰になりがちです。相手を束縛してしまう危険性もあり、お互いの関係に歪みが生じる可能性があります。
例えば、デートの度に「愛してる!一生離さない❤」などと熱烈な言葉を重ねたり、SNSでラブラブっぷりをアピールし、ロマンチックな投稿を連発したりします。
一方で、相手のわずかな不満にも過敏に反応し、「私を愛していないのでは?」と不安に駆られてしまいます。
このように、悲しい目に遭いたくないという無意識の防衛本能から、実際以上に相手への愛着を表すことで、冷めかけた思いを否定しようとしているのです。
B「フクロウの化身」を選んだあなたは…「パートナーに対しての態度は変わらないが、他にストレスのはけ口を求める」
あなたは冷静沈着なタイプ。恋愛関係が冷め始めた時でも、表面上は平静を保とうとする傾向があります。
そのため、パートナーに対する態度に大きな変化は見られず、いつも通りの穏やかな対応を心がけます。
しかし、内面では愛情の行き場を見失ってしまっているため、この状況が長く続くと、徐々にストレスが溜まってくるのです。
例えば、デートの際も相手の無神経な一言に内心モヤモヤしつつ、「別に気にしないよ」と無理に笑顔を作ります。メールの返信も「元気?」と質問されると「元気だよ♥」と機嫌よく返信をします。一方で、気分転換を図るため、趣味の活動に没頭したり、SNSに「疲れちゃった…」のような妙に意味深な投稿をしてみたりなど、ストレスの捌け口を求めがちです。
表面上は穏やかですが、このように、内に秘めた思いはだんだんと溜まっていくため、いずれ爆発してしまう場合もあります。そうなる前に、何かしらの対策が必要になるかもしれません。
C「幻影」を選んだあなたは…「メールやSNSなどでの返信が明らかに遅くなったり、デートを断りがちに」
あなたは、恋愛において高い理想を抱きがちなタイプ。そのため、現実を知ってしまった場合、理想とのギャップに傷つきやすい傾向があります。
パートナーへの愛情が冷めかけているのを自覚する、というのはまさにその「現実を知った」ということであるので、それまでの甘い関係が裏切られた思いから、失望やストレスを募らせがちです。
また、感情の起伏が激しいため、ネガティブな気持ちを一旦抱いてしまうと隠し通すのは難しく、ほとんど無意識のうちに言動にも変化が現れます。
例えば、パートナーからのデートの誘いに「仕事が入っていて」と適当な言い訳をして断ったり、LINEでの返信に1日以上かかるようになったり。結果的に、少しずつ関係が希薄になっていきます。
また、SNSでは「最近、彼が…」と、些細な不満を吐き散らしてしまうかもしれません。
ただ、そういった態度の裏側に、ほんのわずかながら、以前の愛情を取り戻したいという心が隠れている場合もあります。
方針を変えて冷静になってみると、お互いの気持ちを見つめ直すことで、関係修復への糸口が見つかるかもしれません。
D「守護天使」を選んだあなたは…「恋愛自体に距離を置こうとしているかのような行動が増える」
あなたは、新しいことにチャレンジし続けることを大切にするタイプです。そのため、恋愛における愛情の行き詰まりを感じた時、どうにかして事態を打開しようと、恋愛そのものから一時的に距離を置こうと考えます。
そのため、趣味や仕事に熱中するなどの行動が目立つようになります。
例えば、デートのお誘いが来ても「予定を入れてしまったからまた今度ね♪」とあっさり断ってしまったり、家事や仕事に精を出して打ち込むようになったりします。そして、パートナーに会う機会が減っていくにつれ、メールやLINEなどの返信も自然と遅くなっていくでしょう。
一方で、新しい趣味にチャレンジしたり、自分の夢に向けて熱心に取り組むようになります。表面上は恋愛から離れ、新たな自分を発見して前向きに動いているようなのですが、一見ポジティブなそれらの行動により、実際は、パートナーに対しての自分の気持ちにも蓋をして、考えないようにしているのかもしれません。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部