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AI技術「e-kakashi」がブラジルとモザンビークの農業強化に貢献! グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択


AI技術を活用した農業ソリューション「e-kakashi」が、持続可能な農業を目指してブラジルとモザンビークで実証事業を行っている。グリーン株式会社が提供するこのソリューションは、ブラジルでの大豆やトウモロコシの生産性向上とサプライチェーンのトレーサビリティ、モザンビークでの環境保全を目指すゴマ生産モデルとバリューチェーンのデジタル化を目指す。これらの事業は、日本の経済産業省の補助金事業に採択されている。ブラジルでは、IoTセンサーと衛星画像解析が活用され、モザンビークではバイオ炭が組み込まれた技術が用いられ、環境保護と生産性の向上が図られる。「e-kakashi」は、グローバルな食糧問題と環境問題の解決に貢献することを目指している。

AIを活用した農業ソリューション「e-kakashi」が、ブラジルとモザンビークでの持続可能な農業実証事業において注目されています。

概要

農業ソリューション「e-kakashi」を提供するグリーン株式会社が提案する「ブラジル連邦共和国/大豆・トウモロコシのサプライチェーン強靭化実証事業」および「モザンビーク共和国/持続可能な油糧作物バリューチェーンのデジタル化に向けた調査事業」が、経済産業省の実施する令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択された。ブラジルでは大豆・トウモロコシの生産性向上とサプライチェーン全体のトレーサビリティ確立にAI技術を活用し、モザンビークでは環境保全型ゴマ生産モデルとバリューチェーンのデジタル化に取り組む。「e-kakashi」の詳細はグリーン社のウェブサイト(https://www.greein.jp/)で確認できる。

ブラジルにおける実証事業

事業実施国であるブラジルは、大豆の生産量・輸出量で世界最大、トウモロコシでは米国に次ぐ第2位の生産国である。近年の異常気象による干ばつや洪水、農地の拡大に伴う森林破壊が進行し、土壌劣化、農薬使用の増加が環境への大きな負荷となっている現状に対し、「e-kakashi」は、IoT センシングと衛星画像解析を活用した環境保全型スマート農業技術を導入する。これにより、生産性・収益性の向上を図るとともに、減農薬や節水、土壌保全を通じて環境負荷を低減させる。

モザンビークにおける実証事業

事業実施国であるモザンビークでは、IoTセンシングや衛星画像解析にバイオ炭を組み合わせた環境保全型スマート農業技術、具体的には栽培アルゴリズムによる収穫適期や病害虫の発生予測と、バイオ炭による土壌肥沃度改善を行う。「e-kakashi」は、生産性・収益性向上と減農薬や土壌保全による環境負荷低減の両立を図っていく。

まとめ

こうした取り組みにより、AI農業ソリューション「e-kakashi」は世界の食糧問題を解決する道筋を作っていく。また、世界の環境問題解決にも寄与し、より持続可能で安全な食料供給を目指す。
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