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ロックガーデンに使う多肉植物とは?石選びや庭をつくるポイント


 

岩石と植物の調和が生み出す、独特な美しさを持つロックガーデン。
このガーデニングスタイルは、庭を見る者に自然の魅力と静けさを提供します。
乾燥を好む植物との相性の良さ、メンテナンスのしやすさ、そしてアメリカンハウスにも和風のお庭にもマッチするため、多くの人々に愛されています。

今回は、そのロックガーデンの魅力と、美しい庭を作るためのポイントについてご紹介します。
ロックガーデンに少しでも興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

マーブルブラウンロックのロックガーデン

マーブルブラウンロックのロックガーデン

 

□ロックガーデンとは?

 

ロックガーデンという言葉を聞くと、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。

日本で一般的に「ロックガーデン」と呼ばれるのは、岩石を主体にしたガーデニングスタイルです。
このスタイルは、洋風から和風、ドライガーデンに岩石を多めに施したものまで、その範囲は広く、個人宅のお庭から大規模な公園まで多岐にわたります。

特に、乾燥を好む植物を中心に構成されるため、ドライガーデンとの区別は曖昧ですが、岩石を使ったデザインが特徴的なのがロックガーデンです。

 

*ロックガーデンの魅力

 

1:乾燥を好む植物との相性

 

ロックガーデンは、乾燥を好む植物、特に多肉植物やサボテンなどとの相性が抜群です。
岩と植物の組み合わせが生み出す自然な景観は、見る人に強い印象を与えます。

 

石やサボテンのロックガーデン

石やサボテンのロックガーデン

 

2:メンテナンスの容易さ

 

一般的な庭と比較して、水やりや手入れの頻度が少なくて済むため、忙しい人にも管理がしやすいという利点があります。
特に、砂利や岩を使うことで雑草の抑制にもつながり、清潔感のある庭を保てます。

 

 

3:アメリカンハウスに合うスタイル

 

アメリカアリゾナ州地区の乾燥地帯をイメージしたロックガーデンは、アメリカンハウスなどの洋風のお家に特に似合います。

しかし、岩石や植栽の選択、砂利のカラーの豊富さから、和風の住宅や店舗の花壇にも適応できる柔軟性があります。

 

アメリカンハウスの白い平屋の木造の家

アメリカンハウスの白い平屋の木造の家

 

*ロックガーデン作りのポイント

 

1:土づくりと植物の選定

ロックガーデンの土づくりは、水はけと通気性の良い土作りが重要です。
バーク堆肥やパーライトをブレンドし、適宜軽石などで調整しましょう。
また、乾燥を好む植物を高い位置に、それ以外は中段や下段に植えることで、植物の生育に適した環境を作り出します。

 

園芸用の土つくり

園芸用の土つくり

 

2:お手入れのポイント

ロックガーデンに適した植物は、基本的に水やりの手間が少なく、肥料もさほど必要ありません。

しかし、デリケートな品種や品種による特性の違いには注意し、適度な水やりや温度管理を心がけましょう。

 

□ロックガーデンに最適な多肉植物選び

 

ロックガーデンに最適な多肉植物を選ぶ際には、寒さに強い種類を選ぶことが重要です。
関東以西の気候であれば栽培可能な「ドライガーデンにぴったりな多肉植物」を15種類選んでご紹介します。
寒さに強い多肉植物は限られているため、主に「アガベ」や「エケベリア」の品種が中心となります。

しかし、すべてが同じ見た目にならないように、メリハリをつけて選ぶことが成功の鍵です。
水やりは成長期に月1~2回、冬場は基本的に行わないのがポイントです。

 

1:ゴールデンバレルカクタス(金鯱サボテン)

 

最低気温5度を下回ると霜に弱くなるため、鉢植えでの管理が推奨されています。

 

ゴールデンバレルカクタス(金鯱サボテン)

ゴールデンバレルカクタス(金鯱サボテン)

 

 

2:エケベリア「トップスプレンダー(トップシータービー)」

 

葉先が反り返る特徴的な葉を持ち、寒さに比較的強いです。
防寒対策が必要です。

トップスプレンダー(トップシータービー)

トップスプレンダー(トップシータービー)

 

3:マツバギク

 

耐寒性に優れていて、デロスペルマ属の中でも特に「デロスペルマ・クーペリー」が強いです。

 

マツバギク

マツバギク

 

4:キダチアロエ

 

寒さに強く、関東以西であれば地植え可能です。

キダチアロエ

キダチアロエ

 

5:セダム「オーロラ」

 

ジェリービーンズのようなつやつやした葉が特徴で、霜よけが必要です。

セダム「オーロラ」

セダム「オーロラ」

 

6:ミセバヤ

 

日本原産で、特に防寒が必要ありません。

 

ミセバヤ

ミセバヤ

 

7:ユーフォルビア・リギダ

 

細いシルバーの葉が特徴で、冬は紅葉し、春には黄色い花を咲かせます。

ユーフォルビア・リギダ

ユーフォルビア・リギダ

 

8:柱サボテン「鬼面角(キメンカク)」

 

縦に長く成長し、比較的寒さに強いですが、防寒対策が必要です。

 

柱サボテン

柱サボテン

 

9:アガベ・ストリアータ「吹上」

細長い葉を伸ばすスタイリッシュな見た目で、耐寒性があります。

 

10:アガベ・アテナータ

幹が立ち上がり、先が尖った葉を伸ばします。
寒さにはやや弱いため、霜よけが必要です。

これらの多肉植物は、見た目の美しさだけでなく、耐寒性や管理のしやすさも考慮して選ばれています。
ロックガーデンにこれらの多肉植物を取り入れることで、一年中楽しめる庭を作り出せるでしょう。

 

□理想的なロックガーデンのための石の選び方

 

ロックガーデンは、自然を模した美しい庭造りの一つであり、石選びがその雰囲気を大きく左右します。
ゴツゴツとした自然な形の石は、山や川辺の風景を思い起こさせ、庭に深みと趣を加えるでしょう。
ここでは、理想的なロックガーデンを作るために選びたい石の種類と、その配置方法についてご紹介します。

 

*選びたい石の種類

 

ロックガーデンには、自然な風合いを生かすため、特定の特徴を持つ石が適しています。

 

1:溶岩石

火山活動によって生まれた溶岩石は、ゴツゴツとした独特の形状が特徴です。
表面には無数の小さな穴が開いており、水はけが良好であるため、植物が育ちやすい環境を提供します。
また、溶岩石独自の荒々しさが、ロックガーデンに力強い印象を与えるでしょう。

 

浅間石(100-200mm)<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター

浅間山付近で採れる、火山岩の石です。色は、濃い黒(写真では、砂ホコリがついているところもあります)で、形状も、特に大きい方は、水彫れのような凹みが多く見られ、見ていても面白いです。そして、最大の特徴は、とにかく「軽い」。 …

 

2:クォーツロック

透明感のある美しいクォーツロックは、太陽の光を受けてキラキラと輝きます。
黄色や白、茶色が混在する色合いが、植物の緑と調和し、ロックガーデンに優雅な雰囲気を添えます。

 

イエローホワイトロック(90-150mm)|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター

白色と黄色が混ざった石になります。それぞれの色の良さである、明るくて清潔感、陽気な感じが雰囲気で出ています。

 

3:白砕石

石灰石を砕いて作られる白砕石は、白と灰色が混ざり合った美しい色合いが特徴です。
砕かれた粗い表面が自然な質感を演出し、植物との相性も抜群です。
また、小さな粒状の白砕石を敷くことで、雑草対策やデザイン性を高められます。

 

グレースノーロック 200-300mm<価格,サイズ,色>|庭ガーデニングの粋でおしゃれな石の専門店・揖斐川庭石センター

白グレーのきれいな色合いの石です。かなり硬い石なので、形状もゴツゴツした感じの石が多いです。

 

*石の配置方法

ロックガーデンにおける石の配置は、自然な美しさを目指すことが重要です。

 

1:自然に見える配置を心がける

石は、できるだけ自然に見えるように配置します。
石をランダムに並べることで、自然界の風景を模倣し、作為的でない美しさを表現しましょう。

 

岐阜石300-400mmロックガーデン

岐阜石300-400mmロックガーデン

 

2:大きな石から配置を始める

 

配置する石の中で最も大きなものから始め、徐々に小さな石へと移行していくことで、バランスの取れた景観を作り出せます。

 

石を据え付ける

石を据え付ける

 

3:高低差を利用する

石を積み重ねることで高低差を出し、立体感のあるロックガーデンを構築します。
植物を植えるスペースを意識しながら、石を配置していくと良いでしょう。

理想的なロックガーデン作りには、適した石の選び方と配置方法が鍵となります。
溶岩石、クォーツロック、白砕石など、それぞれの特徴を生かした石を選び、自然な美しさを追求してください。

 

ドライガーデン

ドライガーデン

 

□ロックガーデン作成のステップバイステップガイド

 

ロックガーデンは、植物と石の魅力的な組み合わせにより、庭に自然の美しさと独特の雰囲気をもたらします。
難易度が高そうに感じられがちですが、ガーデニング初心者でも楽しめる方法があります。

このガイドでは、ロックガーデン作りの基本的なプロセスを紹介します。
庭の環境の確認から石と植物の配置、水はけと通気性の良い土の作り方、適切な水やりのタイミングに至るまで、ステップバイステップで解説していきましょう。

 

 

1:庭の環境を確認する

まず、ロックガーデンに最適な場所を選びましょう。
日光が好きな植物が多いため、日当たりの良い場所が望ましいです。

しかし、直射日光に弱い植物もあるため、植える植物の特性に応じて適切な場所を選びます。
また、植物が成長するために必要な条件、特に耐寒性や耐暑性についても考慮する必要があります。

 

2:水はけと通気性の良い土にする

ロックガーデン向けの植物は、水はけの良い土壌を好みます。
土が硬く、水はけが悪い場合は、砂や小石を混ぜるのがおすすめです。
通気性を高めることで、根腐れのリスクを減らし、健康な植物の成長を促します。

 

3:石をベースにレイアウトする

ロックガーデンの魅力は、石によって作られる自然な景観にあります。
大小さまざまな形の石を配置して、自然界に見られるようなランダムな美しさを再現しましょう。
石の間に植物を植えることで、自然そのもののような雰囲気が演出可能です。

 

ドライガーデンの石組み

ドライガーデンの石組み

 

4:水やりのタイミング

 

ロックガーデン向けの植物は、一般的に乾燥に強いものが多いですが、適切な水やりは欠かせません。
特に乾燥する季節や、植物が若い時は注意が必要です。
一週間に一度、土の乾き具合を確認しながら水やりを行いましょう。

しかし、過剰な水やりは根腐れの原因となるため、植物の種類に応じて量を加減してください。

 

□まとめ

 

ロックガーデンの世界は、岩石と乾燥を好む植物が織りなす自然の美しさに溢れています。
乾燥に強い多肉植物やサボテンを中心に、水やりの手間が少なく、メンテナンスも容易な点が魅力です。

アメリカンハウスから和風の住宅まで、どんなスタイルの家にも合う柔軟性を持ち、石選びや配置、土作りから水やりのポイントまで、ロックガーデン作りの各ステップはガーデニングの楽しみをさらに深めます。
理想的なロックガーデンを作り上げるための知識と技術を身につけ、自分だけの癒しの空間を実現しましょう。

 

 


約8400m2ある石置場には、様々な色•大きさ•形の石を全国から集めて、展示しています。

DIYで庭作りされる素人のお客さん•庭師•工務店•外構屋•インテリア•店舗•花屋•設計事務所等のお客さんが、石を使ったおしゃれな庭を作られています。

#揖斐川庭石センター


 

 

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