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JFEX潜入ルポ 国内外の食品・飲料が大集結!


千葉の幕張メッセで開催された国際食品展示会「JFEX」は、世界各地から集まった約300社が最新の食品や飲料を展示しました。注目された商品に、日本の四季をテーマにしたふりかけやスパイス、酵母で仕上げたクラフトカクテル「Enju」があります。また、「飲める玄米」や、フランスの人気シードル「GALIPETTE」などが紹介され、各製品が持つユニークな風味や背景が詳細に説明されました。展示会は年2回開催され、飲食業界のトレンドを知る絶好の機会となっています。

日本をはじめ、世界中の食品や食品にまつわるサービスが集結する専門展示会「JFEX」が、11月27日から29日までの3日間、千葉の幕張メッセで開催されました
生鮮・加工・次世代食品、お酒を含む飲料など、およそ300社の商材ブースが立ち並ぶ会場内。そこには、小売り・外食店・中食・食品商社、製造加工業者などの世界各国のバイヤーたち等でひしめき合っていました。
会場をひととおりまわった取材記者。ここで、気になったブースを独断と偏見でいくつかピックアップしてみました。

贈り物に最適!「四季のふりかけ」「四季のスパイス」

三共食品株式会社 「THE DINER」 FOOD BASEシリーズ「四季ふりかけ」

ECサイト「THE DINER」が展開するFOOD BASEシリーズは、伝統的な“和”と現代技術を融合させ、新しい食体験を提案するブランドです。桜(春)・柚子(夏)・栗(秋)・梅(冬)と、日本の四季を表現したふりかけとスパイスを展示していました。目を引いたのは、栗フレーバーのふりかけとスパイス。スパイスの方を試食させてもらうと、優しい甘さとスパイシーさが口の中に広がる斬新な味でした。「あんこにかけると栗ようかんみたいな味になっておもしろいですよ」(広報担当)

玄米の栄養価の素晴らしさを伝えたい!「飲める玄米」

株式会社ヤオハル 「飲める玄米」シリーズ「玄米じぇらーと」

玄米は、米ぬか部分に糖やたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの豊富な栄養素がふくまれており「完全食品」とも称されています。それはわかってはいながらも、やはり白米に比べると「固くて食べにくい」「美味しくない」という声も聞こえてくるのが現状。
そこをヤオハルでは「A・T・E(常温酵素分解溶出技術)」を用いた「飲める玄米」として、玄米をおいしく摂れる提案をしています。ブースではこれを加工した「玄米じぇらーと」3種のフレーバーの試食が行われていたので「玄米みるく」を選択。甘さの中に玄米の香ばしさがくわわった新食感を味わえました。
ほかにも、スティックタイプの「玄米ゼリー」、ポーションタイプの「玄米creamy」も販売中です。

心も華やぐ花香るクラフトカクテル「Enju」

Ichido株式会社「Enju」

「Enju」は、自然の花からとれた花酵母を使用し、米焼酎の原酒とハーブ、スパイスで仕上げたクラフトカクテルです。やさしい香りと甘い味わいは、まるで花々につつまれ、時がゆっくりと溶けていくよう。
フレーバーは現在「SAKURA」「TSUTSUJI」の2種類ありますが、今後は「ROSE」と「CARNATION」も順次販売予定です。やわらかみのある淡い色のパッケージはギフトにも最適。パッケージとボトルは、それぞれ小物入れや花差しなどとしてその後に再利用できるのもきめ細やかな演出です。
現在はECサイトにて購入可能ですが、いずれ百貨店や飲食店への展開も考えているそう。早く街中で目にする日が来たらいいですね。

フランスで大人気のシードルが日本上陸!「GALIPETTE」

株式会社グリーングラデーション「GALIPETTE」

リンゴ果汁をベースにした発泡酒「GALIPETTE(ギャリペット)」は、フランス・パリで高い人気をほこるプレミアムシードル。12月より全国の小売・専門店で順次販売開始されます。「GALIPETTE」の度数は5.5%、4.5%、2.2%と3種類あるので、お酒に強い方も弱い方もシーンに合わせて選べるのはうれしいポイントですね。
また、12月20日(金)には東京・学芸大学に専門店「CREPE by SIDER」をオープン予定。世界中のシードルや、ストリートスタイルのガレット・クレープを愉しめるお店だそう。オープンが楽しみですね。

梅香る新感覚のウイスキーブレンド梅酒「KAICHI SORACHI WHISKY」

株式会社シーウィングス「KAICHI UMESHU」「SORACHI UMESHU」

ミズナラ樽・ヒノキ樽でそれぞれ熟成されたジャパニーズモルトウイスキー「海知(KAICHI)」、「翼知(SORACHI)」。そこから新たに紀州南高梅を使用したウイスキーブレンド梅酒「KAICHI UMESHU」「SORACHI UMESHU」が登場しました。フルーティでふくよかな酸味とウイスキーの豊かな風味との調和に、新たな発見を感じられそうです。
ロックがオススメですが、ソーダで割って梅酒ハイボールにするのもいかがでしょう。

果実の味わい広がるブルガリアのブランデー「RAKIA」

株式会社CARAトレード 「Rakiya」

Rakiyaは、ブルガリアをはじめとする東南ヨーロッパのバルカン半島諸国で一般的に生産・飲用されているブランデーです。いまRakiya専門EC店「ナズドラーヴェ」では、葡萄のほか、カリンやリンゴ、ブラックベリー、ハニー&レモンをそれぞれ原材料とした、バラエティ豊かなフレーバーのRakiyaを販売中です。また、Rakiyaと相性のいい牛・羊のチーズ「シレネ」や、専用酒器もあわせて購入できます。
いずれは小売りや飲食店への展開も視野に入れているという販売元ご担当者。「Rakiyaの魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」と、ただいま奮闘中です。

ネーミングに思わず心を奪われる!?「琉球酒豪伝説」

有限会社沖縄長生薬草本社「琉球酒豪伝説」

インパクトあるネーミングがひときわ人目をひく「琉球酒豪伝説」は、沖縄の素材を使用した100%天然のサプリ。沖縄県では全店舗のコンビニ、そして全国的にはドラックストアや飲食店で購入可能です。
沖縄でしか栽培していないウコン・沖縄皇金を中心に数種のハーブと配合した「琉球酒豪伝説」は、保存料・着色料・防腐剤・酸化防止剤を一切使っていないので安心して使用できます。
「飲む前に飲めば、二日酔い知らず!沖縄ではもはや“知らない人はいない”とも言われるほどの人気商品です」(担当者)

バラエティ豊かな“食”に囲まれた展示会

ここでは紹介しきれませんでしたが、「JFEX EXPO」では、日本をはじめ世界中にあまたある食品たちに出会えたのはもちろん、新商品や次世代食品など“食”にまつわるトレンドを知る機会ともなりました。
「JFEX」展示会は半期ごとに年2回開催。いま飲食サービスを手がけている方たちはもちろん、これから飲食経営を考えている方たちにとっても有意義な展示会ではないでしょうか。

URL:https://www.jfex.jp/hub/ja-jp.html

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