定番から変わり種まで500円以内で、かつ専門店などへ行かずとも気軽に手に入れられる!そんなクラフトビールを紹介していく、【500円以内でクラフトビール!】第2回です。今回ご紹介するのは、カルビーとコエドブルワリーのコラボレーションから生まれた『飲んでミーノ(Mellow IPA)』。こちらは、カルビーのヘルシーなスナック菓子「miino(ミーノ)」と合うビールをコンセプトに作られたそうですが、アップサイクル*1を取り入れた商品でもあるということで、必見です!
1)本来は捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアなどによって新たな付加価値を持たせて再利用すること
このコラボ、原料には驚きの秘密が
今回ご紹介するのは、左からカルビー「miino(ミーノ)そら豆 しお味」(以下、「ミーノ」)とCOEDO「飲んでミーノ(Mellow IPA)」です。私が購入した「ミーノ」は「チチカカ」コラボデザインだったため通常のデザインとは違うようでしたが、どちらもカラフルでかわいいですね。「飲んでミーノ」は北野エースで、「ミーノ」はドラッグストアで購入しました。
「飲んでミーノ(Mellow IPA)」を見かけた際には、「カルビーのロゴがビールにある??しかも『ミーノ』と合わせるってどんな感じだろう~」と、純粋に興味を惹かれて購入しました。その後調べてみたところ、カルビーもコエドブルワリーも、ともに食糧資源を活用した商品開発を行っているという共通点のもと、今回のコラボレーションが実現したのだということが分かりました。
そしてこちらのビールには、カルビー「フルグラ」の製造過程で規格外として使用されなかったオーツ麦が活用されているのだそうです!オーツ麦は、オートミールの原料として知られていますが、ビール界でも、古くから飲まれている「オートミールスタウト」という黒ビールや、最近人気のある「ヘイジーIPA」などがオーツ麦を使用したビアスタイルとして親しまれています。美味しい組み合わせとしてのコラボはもちろんのこと、アップサイクルも取り入れた商品開発がされていたとは、驚きです。
そんな、実は奥深いコラボ商品であるCOEDO「飲んでミーノ(Mellow IPA)」。前置きが少し長くなってしまいましたが、さっそく飲んでいきたいと思います!
2つが合わさることによって生まれる、甘さと苦味の絶妙なバランス
まずはグラスに鼻を近づけた時の、爽やかで豊かなホップの香りにびっくり!一口飲んでみると、軽やかな苦みが魅力的!いわゆるビールの苦みとは違っていてまろやかなので、フルーツに感じるような苦味に近いです。あと、目の前に「ミーノ」があるせいかもしれませんが、後味にはぎゅっと味の凝縮された青い豆をイメージするような甘みが広がります。また、アルコール分は5%なのですっきりと飲み続けられそうです。
そして「ミーノ」も食べてみると……。
すっごく甘く感じる!!!ビールのまろやかな苦みによって、そら豆の甘さがより鮮やかに引き出されているようです。これはびっくりするほど美味しい。
以前私が「ミーノ」を単体で食べた際には、正直に言うと豆のぱさぱさ感が少し口に残るなと感じてしまっていたのですが、このビールと合わさることによって、後味までしっかりおいしく味わえるスナックに変化しました。ペアリングを意識して生み出された「飲んでミーノ(Mellow IPA)」の底力を感じます。
そして、再びビールを飲んでみると、爽やかな味わいと香りに癒されます。また「ミーノ」が食べたくなってつまむと、程よい甘さと塩気でまたビールが飲みたくなる……という、美味しいのサイクルにすっかりハマってしまいます!食べ飲みしている途中なのに、すでにリピートを考えてしまうほど魅惑的なコラボだと感じました。
おわりに
「飲んでミーノ(Mellow IPA)」は、ビールとしてのおいしさはもちろんのこと、「ミーノ」と合わせることによってよりおいしさが倍増するスペシャルなクラフトビールでした。
カルビーのスナック菓子「ミーノ」とのコラボということで、クラフトビールを飲んだことのない方の入り口としても、または農産物をアップサイクルする取り組みに興味を持つきっかけとしても活躍してくれそうです。
「飲んでミーノ(Mellow IPA)」が気になった方は、ぜひお近くのスーパーやオンラインショップからチェックしてみてくださいね。次回の【500円以内でクラフトビール!】もお楽しみに!
▶商品概要
「飲んでミーノ(Mellow IPA)」
【参考小売価格】362円(税込398円)
【主な販売場所】埼玉県、東京都内のスーパー、COEDO公式オンラインショップ
COEDO公式オンラインショップ
「miinoそら豆 しお味」
【オープン価格】税込180円前後
【発売エリア】全国
「miino」公式ウェブサイト