ヨガポーズで股関節の硬さチェック
まずはヨガの代表的な座位の
ポーズである、合せきの
ポーズで股関節まわりの柔軟性をチェックしてみましょう。
【やり方】
足の裏を合わせて床に座ります。両方の骨盤に平等に体重を乗せて、かかとはなるべく体に近づけて背筋を伸ばします。
【ポイント】
合せきの
ポーズで、ひざの高さが床からこぶし1つ分以内なら、柔らかい股関節と言えます。
それ以上の方は固めの可能性があります。
また、左右でひざの高さに違いがある場合は、どちらかの
股関節が硬かったり、
股関節に歪みがある可能性が高いです。
ヨガポーズで股関節を柔らかくするメリット3つ♪
股関節の硬さは、普段の生活では気にならない人もいると思います。
ですが、
股関節を柔らかくするメリットはたくさんあります。
その中でも主なメリットを3つご紹介します!
怪我の防止
股関節の硬さは、怪我の大きな原因にもなってしまうもの。
お年寄りが怪我をしやすいのも、
股関節まわりが硬くなり、可動域が狭まることも原因の1つです。
股関節まわりを柔らかくすると、全身の可動域が広がり、怪我の防止にもつながるのです。
血行促進
特に長時間のデスクワークなどは、
股関節を硬くする原因になるものです。
長い間座っている姿勢は鼠径部(そけいぶ)を圧迫してしまい、血行が滞ってしまうのです。
血行不良は、むくみや冷えの原因でもあり、体の疲労や怪我の回復なども遅くしてしまいます。
柔らかい体は循環も良く、栄養素も身体の隅々まで行き渡ります。
柔らかい身体のほうが、疲れにくいと言えるのです。
痩せやすい体に♪
股関節まわりの筋肉が柔らかくなると、
股関節の可動域が広がって体が動きやすくなります。
体が動きやすいと全身の可動域が増え、代謝も上がり、痩せやすい体につながるのです。
股関節が硬いとリンパや血液の循環も悪く、下半身太りやむくみや冷え性の原因になってしまいます。
特に下半身が痩せにくかったり、冷えやすかったりする方は、
股関節の硬さが原因かも知れません。
股関節を柔らかくするヨガポーズ3つ
ヨガの
ポーズには、関節の柔軟性を高めてくれる
ポーズがたくさんあります。
1度行っただけでは効果は期待できませんが、習慣的に行ううちに
ポーズがやりやすくなるでしょう。
股関節を柔らかくする3つのヨガ
ポーズをご紹介します!
股関節を柔らかくするヨガポーズ①花輪のポーズ
股関節を開いて、まわりの筋肉をストレッチしながら鍛えてくれる花輪の
ポーズ。
股関節を外にしっかりと開いて伸ばし、下半身の血行を促進してくれます。
花輪の
ポーズは、安産の
ポーズとも呼ばれておりらマタニティヨガでも定番の
ポーズです。
【やり方】
①足を肩幅程度に開き、足先は45度、外に向けます。
手は胸の前で合掌します。
②息を吸い、吐きながらひざを深く曲げてしゃがみます。
ひじとひざを押し合って背筋を伸ばしましょう。
そのままゆっくり3〜5回呼吸します。
【ポイント】
ひじとひざをしっかりと押し合うのがポイントです!
股関節を柔らかくするヨガポーズ②三日月のポーズ
足を前後に大きく開いて、股関節まわりの深いストレッチ効果がある三日月の
ポーズ。
鼠径部を伸ばして、デスクワークなどで滞りがちな
股関節まわりの循環を改善してくれます。
足のむくみや冷え性の改善にも効果がみられます。
【やり方】
①四つん這いになります。
③ゆっくり息を吸いながら手を合わせて上に伸ばし、上半身を反らせます。
そのままゆっくり3〜5回呼吸します。
終わったら反対側も同じようにやりましょう。
【ポイント】
手を上に伸ばすのがキツい場合は、ひざの上に手を置いて同じように行いましょう。
股関節を柔らかくするヨガポーズ③半分の鳩のポーズ
股関節まわりのストレッチ効果が高い半分のハトの
ポーズ。
半分の鳩の
ポーズはお尻まわりや、股関節まわり、太ももを伸ばして、骨盤矯正や腰痛改善に効果的な
ポーズです。
股関節の柔軟性を高めて、血行を促進し、代謝をアップしてくれます。
【やり方】
①四つん這いになります。
②片足ずつまっすぐ後ろに伸ばして、プランク
ポーズになります。
③ゆっくり息を吸い、吐きながら右足を手と手の間に踏み込みます。
④左手の方に右足を歩かせ、ひざを横に倒し、後ろの足はひざとつま先を床におろします。
息を吸いながら胸を上げます。
⑤ゆっくり吐きながら上半身を前に倒し、おでこは床または腕の上に置いて全身をリラックスさせます。
そのままゆっくり5〜8回呼吸します。
終わったら反対側も同じようにおこないましょう。
【ポイント】
ポーズの後は、下になっていた足が痺れることもあります。
終わった後はよく足をシェイクして、血液を流してあげましょう。
突然は柔らかくなりません。
継続して、おこないましょう!
※この記事は、編集部及びライターの経験や知識に基づいた情報となります。
個人によりその効果は異なりますので、ご自身の責任においてご利用・ご判断をお願い致します。
\ この記事をシェア /