肩まわりが痩せにくいのはなぜ?
肩まわりはダイエットをしても、なかなか目に見えて効果が出にくい部分でもあります。
なぜ肩まわりは痩せにくいのでしょうか?
原因を3つご紹介します。
肩甲骨まわりが硬くなってる
日常生活では肩甲骨をあまり動かさず、肩甲骨まわりが固まっている人は多いものです。
特に肩こりが気になる方は、肩甲骨が硬くなっている可能性は高いでしょう。
試しに背中で合掌できるかやってみましょう。
簡単にできそうですが、意外と難しいものです。
できない場合は、かなり肩甲骨が硬くなっているということです。
ほぐしてあげることで肩まわりの血行が促進し、代謝が上がることによって痩せやすくなるでしょう。
腕の筋肉を使わない
日常生活で定期的な運動習慣がある方は、腕を使うこともあると思います。
ですがそれ以外の方は、日常生活では腕の筋肉をほとんど使わないかと思います。
特に二の腕の後ろ側の筋肉は、意図的に動かさない限り、普段の動作で使うことはほとんどありません。
腕の筋肉は使わないと衰えて、筋肉が少なくなると、脂肪が燃焼しにくくなってしまいます。
腕を鍛えることで、引き締めて脂肪の燃焼を手助けしてくれるでしょう。
猫背になっている
デスクワークやスマホの操作や家事など、日常生活では猫背になることが多いのです。
運動習慣がないと、猫背の蓄積により、猫背がくせになってしまいます。
猫背は肩まわりが痩せない大きな原因のひとつ。
猫背は肩や腕、背中や首などの血行を悪くしてしまい、血行の悪さは代謝を下げて、太りやすく痩せにくい状態にしてしまうのです。
肩甲骨は猫背のキーポイントになる場所です。
肩甲骨をよくストレッチして猫背を改善することで、スッキリした肩まわりにつながります。
肩まわりを引き締めるヨガポーズ3選
運動の習慣がない方は、腕や肩の筋肉は日常生活ではほとんど使わないもの。
筋肉は脂肪を燃焼させて引き締めてくれますから、これからお伝えするヨガポーズで肩まわりの筋肉を鍛えていきましょう!
肩まわりを引き締めるポーズ①ドルフィンのポーズ
ドルフィンのポーズは三点倒立の練習としても使われるポーズ。
背中と肩甲骨まわりのストレッチ効果があり、腕の筋肉も鍛えられるポーズです。
頭を下にするため、頭の血行が促進して、気分がスッキリする効果もあります。
【やり方】
①肩の下に手が、骨盤の下にひざがあるようにして、四つん這いになります。
②左右のひじをつかんで幅を調節します。
③ひじはそのままにして、手を前に伸ばします。
④つま先を立て、ゆっくり骨盤を上に押し上げます。
⑤身体全体で三角を作ります。
そのままゆっくり3~5回呼吸します。
【ポイント】
腕は床の方向にしっかり押すことで、筋肉がよく働きます。
肩まわりを引き締めるポーズ②橋のポーズ
橋のポーズは股関節まわりのストレッチや、お尻の引き締めのエクササイズとして使われることが多いポーズです。
ですが実は普段はあまり使われない、二の腕の筋肉を鍛えてくれるポーズでもあります。
今回は特に腕に意識をフォーカスしながら、行ってみましょう。
【やり方】
①仰向けに寝て、ひざを立てます。
この時、かかとがひざの下にあるようにします。
②息を吸い、吐きながら手と足で床を押して骨盤を上に押し上げます。
③背中の下に腕を持ってきて指を組み、腕全体で更に床を押して骨盤を上げます。
そのままゆっくり3~5回呼吸します。
【ポイント】
肩まわりの筋肉を引き締めながら、ヒップアップも目指せるポーズです。
肩まわりを引き締めるポーズ③牛の顔のポーズ
牛の顔のポーズは、肩まわりのストレッチに効果的なポーズで、肩こり改善のエクササイズにもおすすめです。
肩甲骨まわりがひどく固まっている場合は、難しいかも知れません。
股関節まわりのストレッチに効果があり、股関節の歪みの矯正効果も期待できます。
【やり方】
①体育座りになり、右足を倒してひざをお腹の前に持ってきます。
②左足を右足に重ねて、ひざとひざがお腹の前にくるようにします。
③右手を上に、左手を下に伸ばします。
④ひじを曲げて背中の後ろで手をつなぎます。
そのままゆっくり3~5回呼吸します。
終わったら反対側も同じようにやります。
【ポイント】
手がつなげない場合は、手の間にタオルなどを挟んで行いましょう。
肩まわりはあまり使わないので、筋肉が付きにくく痩せにくい場所でもあります。
ヨガポーズは、普段は使われない筋肉を鍛えたりストレッチしたりしてくれるものです。
今回のポーズに是非チャレンジして、肩まわりをスッキリと引き締めていきましょう!