プチプラでも“もちもち泡”♡ドラッグストアで購入できる泡洗顔料
洗顔は、クレンジングでメイクなどを落とした後、洗顔で汗や古い角質などの汚れを落とす工程。後々に使う化粧水や乳液などを考えても、とても大切な工程ですよね。
でも、洗顔料はドラッグストアで購入できるプチプラのものから通販やデパコスと、種類も金額も様々。どれを購入しようか迷いませんか。
洗うなら、やはりもちもち・ふわふわの泡で汚れを落としたいと考えますよね。そんな泡が簡単にできる泡洗顔料が気になるという女性も多いはず。
そこで、今回はドラッグストアで手軽に購入できる泡洗顔料をレビューしてみました!
レビューした商品は、画像左から
・洗顔専科 スピーディーパーフェクトホイップ モイストタッチ
・カウブランド 無添加泡の洗顔料
・ビオレ マシュマロホイップ リッチモイスチャー
・肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔
の4アイテムです。
どうやって検証したの?スキンチェッカーとチェックポイント
客観的に判断するためにも、スキンチェッカーを用いて検証してみました。使用したスキンチェッカーでは、水分量と油分量、肌の弾力が判定できます。
なお、お肌の水分量と油分量は水分8:油分2の割合で、水分量は40~50%が最もお肌の状態が良いと考えられています。
肌の弾力は、5段階評価で顔のマークが右にあるほど、お肌の状態が良いと言えます。
検証したタイミングは、クレンジング後(洗顔前)と洗顔後、洗顔から5分間何もせずに放置した状態の3パターンです。
ちなみに筆者の肌タイプはインナードライの混合肌でしたが、アラサーに突入してからは次第に普通肌になってきました。
(出産を期に肌タイプが変わってきたように思います。)
幸い、筆者はどのようなスキンケアアイテムでもあまり肌荒れすることはありません。
そのため、今回のレビューでは
①泡のもちもち感
②すすぎやすさ
③洗顔後の肌のしっとり感(つっぱり感が少ないかどうか)
を基準に紹介していきます。
なお、泡の量はそれぞれ適量と書かれていた2プッシュ分で洗いました。筆者の家で調整できる最低温度が35℃だったため、35℃の水温で泡を洗い流しています。
どれが良かった?ドラッグストアで購入できるプチプラ泡洗顔料
やさしいフローラルの香り♡洗顔専科 スピーディーパーフェクトホイップ モイストタッチ
<商品>
洗顔専科 スピーディーパーフェクトホイップ モイストタッチ /600円(税抜)
もちっとしたきめ細かい泡が出てくる洗顔専科のスピーディーパーフェクトホイップ モイストタッチ。
専科独自の技術『うるおい導入技術採用』で、洗い上がりの肌もうるおいを感じるようになっているとのこと。
香りは、やさしく香るみずみずしいフローラルの香りということで、華やかなだけどキツすぎない香りが洗顔中に楽しめますよ。
泡はもちっとしながらも柔らかいので、優しく洗えているように感じました。
洗顔後のすすぎは8回ほど。苦痛ではありませんが、朝など忙しいときにはもう少し少ないと楽になるのかもしれません。
クレンジング後(洗顔前)の肌状態は肌水分が55%、油分量は17%で、肌の弾力は良好です。
さて、クレンジングを済ませて洗顔をするとどのように値が変化するでしょうか。
洗顔後の肌状態は水分量が56%、油分量が18%で、クレンジング後(洗顔前)と同様で肌の弾力も良好でした。
水分量と油分量はともに1%ずつ上昇しましたが、洗顔によって必要以上の水分や油分が奪われることはなかったという結果になりました。
ちなみに、洗顔してから5分後の肌状態も計測してみました。
化粧水などのスキンケアをせずに放置したままだと、水分量が41%に減り、油分量が28%と増えてしまいました。
肌の弾力も洗顔後から1段階下がってしまっています。
必要以上に水分や油分を洗い流さないとは言え、その後のスキンケアは早めに始めた方が良いですね。
洗顔後は気になりませんでしたが、5分も経つと普通肌の筆者も少しつっぱる感じがありました。
泡のもちもち感:★★★★☆
すすぎやすさ :★★★★☆
肌のしっとり感:★★★☆☆
無香料派さんも安心♪カウブランド 無添加泡の洗顔料
<商品>
カウブランド 無添加泡の洗顔料 /680円(税抜)
カウブランドの無添加泡の洗顔料は、植物性アミノ酸系洗浄成分を配合し、泡でお肌に負担をかけない仕様となっています。
デリケート肌のことを考えて無添加・低刺激の処方で、着色料・香料・パラベンなどの防腐剤・品質安定剤・鉱物油・アルコールが無添加です。
香料が使用されていないということで気になるのは原料臭ですが、原料臭も強くなく、洗っていても気になりませんでした。
「匂いが苦手…」という無香料派さんでも問題なく使用できると思います。
泡ももちもちでヘタれにくかったです。洗顔専科と同じように泡はもちもち感はあるけど、少し柔らかめの印象を受けました。
すすいだ回数も9回ほどと、洗顔専科と大きな差はありませんでした。
さて、気になる肌の状態はどうだったでしょうか。
クレンジングが終わり、洗顔前のクレンジングが済んだ状態の計測結果です。
水分量は54%、油分量は17%と、洗顔専科を検証したクレンジング後の状態とさほど変わりない状態です。
肌の弾力は5段階中の右から2番目でした。
続いて、カウブランドの無添加泡の洗顔料を使用した後の結果です。
水分量と油分量ともに上昇しており、水分量が60%、油分量が19%になりました。
肌状態も5段階中で1番右の状態になり、肌状態が良くなったことが結果に表れました。
そして、洗顔後5分放置した後の結果です。
カウブランドの無添加泡の洗顔料も、やはり5分経つとつっぱり感がでてきました。
水分量は46%に下がり、油分量が22%と少し上がりました。なお、肌の弾力は5段階中右から2番目と、再び洗顔前と同じ結果に戻りました。
泡のもちもち感:★★★★☆
すすぎやすさ :★★★★☆
肌のしっとり感:★★★☆☆
弱酸性でおなじみ♪ビオレ マシュマロホイップ リッチモイスチャー
<商品>
ビオレ マシュマロホイップ リッチモイスチャー /オープン価格
※編集部が購入したときは544円(税抜)でした。
美容液成分が40%も入ったビオレのマシュマロホイップ リッチモイスチャー。ビオレシリーズなので、もちろん弱酸性ですね。
もっちりと濃密な泡なのに、さらりとすすげるというCMでおなじみの商品のひとつです。
香りは、ほのかなハニーフローラル。洗顔するとほんのりはちみつの香りがします。はちみつ好きであれば好きな香りだと思いますよ。
筆者は、数年前にチューブタイプのビオレの洗顔料を使ったことがあるのですが、すぐにヘタれてしまうような泡しか作れなかった…という苦い経験があります。
そのため、正直なところ今回もあまり期待していなかったのですが、ビオレのマシュマロホイップはもちもちするヘタれない泡でとても洗い心地が良かったです。
泡のもっちり具合は、先述した洗顔専科とカウブランドと比べてしっかりとした印象。
すすぐ回数は9回ほどと、他のブランドとあまり変わりがありませんでした。
まずはクレンジング後(洗顔前)の状態から。水分量は57%、油分量は18%、肌の弾力はとても良い状態です。
洗顔後は水分量64%、油分量19%。先に紹介した洗顔専科とカウブランドの洗顔料のときよりも水分量の上昇率が高いですね。
油分量は洗顔前から1%の上昇で、それほど変化はありません。もちろん肌の弾力もとても良いところをキープしています。
洗顔後はつっぱった感じも無かったので、その感覚が数値に表れていると言えるでしょう。
洗顔を済ませてから、何もせずに5分経過した後の数値です。
洗顔後すぐに計測した数値から大幅に水分量が下がり、なんと39%という結果に。
油分量も31%に上がり、肌状態も洗顔後から2段階も下がってしまいました。
5分も経つと、筆者の肌もつっぱりを感じるほどに…。
「乾燥肌もつっぱらない」とパッケージに貼られていたシールに書いてありましたが、乾燥肌さんは特に洗顔後すぐにスキンケアで保湿をした方が得策でしょう。
泡のもちもち感:★★★★★
すすぎやすさ :★★★★☆
肌のしっとり感:★★★★☆
実はW洗顔不要でメイクも落とせる!肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔
<商品>
肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔 /600円(税抜)
潤い感と心地よい洗い上がりにこだわったとされる洗顔料です。また、高い保水力で知られるヒアルロン酸の約2倍もの水分を抱えられるスーパーヒアルロン酸が配合されています。
素肌と同じ弱酸性タイプで、香料・着色料・アルコール・パラベンはフリーとなっています。
無香料ということで気になる原料臭ですが、カウブランドと同様でそこまでキツくありません。
ただ、筆者としてはカウブランドより原料臭を感じました。それでも「使っていられない!」というほど強くはないと思います。
泡はもちもちしていますが、ビオレほどもっちりはしていないように感じました。
すすぎも9回程度と、他の商品とあまり変わりありません。
W洗顔なしでメイクも落とせるということですが、今回は他の洗顔料と同じ条件で検証するため、クレンジングをしてから洗顔料を使用しています。
まずはクレンジング後(洗顔前)の肌状態からです。
水分量は49%、油分量は18%と、これまで試してきたクレンジング後の水分量に比べて少し少ない数値でした。
肌の弾力は、5段階中2番目に良いとされている状態からのスタートです。
洗顔後の肌状態は水分量59%、油分量19%で、検証した4種類の中で1番水分量が上がりました。
水分を抱え込んでいるスーパーヒアルロン酸による結果かもしれません。
油分量は19%と、そこまで変化はありません。肌状態は1番良好であるという結果でした。
洗顔してから5分後の肌状態は…と言うと水分量が47%、油分量が21%で肌の弾力を表すアイコンも5段階中右から2番目に戻りました。
洗顔前の数値に比べ、水分量は若干下がり、油分量は上がるという結果に…。
ただし、クレンジング後(洗顔前)の数値に戻った程度。検証した他の商品は、それぞれのクレンジング後の数値より水分量が減っているので、その点について肌ラボの極潤 ヒアルロン泡洗顔は優秀と言えそうです。
とは言え、パッケージには「洗顔なのに化粧水を忘れちゃう!」というシールが貼ってありましたが、やはり洗顔後は忘れずに化粧水をした方が良いしょう。
泡のもちもち感:★★★☆☆
すすぎやすさ :★★★★☆
肌のしっとり感:★★★★★
いかがでしたか?
泡のもちもち感は各メーカーそれぞれですが、使ってみたところあまり大差はないという結果に。すすぎやすさについても、どれも同程度の回数ですすぎ終えました。
つっぱり具合を示した肌のしっとり感について、筆者の感覚ではそこまで大きな変化は感じない程度だったので、今回はスキンチェッカーの結果によって判断しました。
洗顔料は毎日使うものなので、人によって好みが分かれる香りなども検討材料にしてみるのも良いですよ。
プチプラの泡洗顔が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。