40代になると、たるみ毛穴や小じわなど若い頃とは違った肌悩みが出てきます。
年齢を重ねるごとに隠したい部分が増えてきて、ベースメイクも重ねて、気が付くとどんどん濃い厚塗りメイクになっていませんか?
ベースメイクの厚塗りは逆に老け顔に見えてしまい、残念な結果になってしまいます。
隠したい部分はしっかり隠しながら、ナチュラルメイクで美肌に見せる。そんな、40代理想のベースメイク法の手順を、ご紹介したいと思います。
厚塗りに見せない重要ポイント
40代の悩み肌、しっかりベースメイクをしても厚塗りに見せないポイントは、フィット感です。
重ね塗りをするのではなく、ベースアイテムを肌にしっかりフィットさせる。そんなメイクテクニックが必要となります。
もうひとつ、40代のベースメイクに必要なのは潤い感。カサカサに乾燥している状態の肌にファンデーションを塗っても、フィットせず浮いてしまって厚塗りに見えてしまいます。
日頃からの保湿スキンケアで、肌に潤いを与えることも重要です。
では、ナチュラル美肌に見せるのに重要な“フィット感”を出す、ベースメイク方法をご紹介します。
下地はムラなく丁寧に
まずはベース作りです。
朝のスキンケア後、すぐにメイクを始めずに、4~5分時間をおいて、スキンケアアイテムが肌にしっかり馴染んだ頃にメイクを開始してください。
下地は指の腹を使って、細かい部分までムラなく丁寧に塗っていきましょう。ココで手を抜くと崩れやヨレの原因になってしまいます。
下地を塗り終えたらすぐにリキッドを塗らず、2~3分おいて次の段階に進みましょう。
下地がよりフィットして、ファンデがよれにくくなります。
リキッドファンデーションを薄く伸ばす
次にリキッドファンデーションです。
人差し指は力が入りやすいので、中指と薬指の腹を使って塗っていきましょう。
頬→額→アゴ→鼻と、広い部分、崩れにくい部分から順で塗っていきます。
塗り方の基本は、中心から外に向かって伸ばすことです。
鼻周りはファンデが崩れやすいので、なるべく薄く丁寧に伸ばしましょう。また、小鼻の周りにファンデが溜まりやすいので、指でたたくように密着させるようにしましょう。
最後に、目の周り、口の周りにファンデを伸ばします。皮膚がよく動く部分なのでヨレやすいため薄めに、全体に伸ばしたファンデの余りを伸ばす程度に留めましょう。
スポンジでファンデを馴染ませる
リキッドファンデーションを塗り終えたら、大き目のキレイなスポンジでポンポンたたくように、全体のファンデを馴染ませます。
こうすることで、ファンデーションがより密着し、崩れやすくします。
首との境目が自然になるように、ここでチェックしましょう。
スポンジはなるべく、キメの細かい厚みのあるスポンジを選ぶことがポイントです。
悩み部分にはコンシーラーを
隠したい部分がある場合は、ここでコンシーラーを使用します。
コンシーラーは1色ですべてをまかなうのではなく、悩みに合わせて色を使いわけましょう。
クマにはオレンジ系、くすみにはピンク系、シミやソバカスにはベージュ系が適しています。
気になる部分にコンシーラーを乗せたら、指でポンポンと叩き込むように伸ばし、周りとの境目をなくします。
最後にまた、スポンジでおさえてなじませます。
フェイスパウダーで仕上げる
フェイスパウダーを適量パフにとり、一度パフを揉んでパウダーを馴染ませます。
軽くおさえるように、肌にパウダーをのせていく。この時にすべらせないように注意。
小鼻の周りなど、細かい部分はパフを半分に折って押さえます。
仕上げに、ブラシで余分な粉を払って出来上がりです。
いかがでしたか?
毎日の朝のメイクは時間がなく、つい短時間で仕上げようとしたり、手抜きをしたりしてしまいがちですが、ちょっと余裕を持って丁寧にベースを作り上げることで、仕上がりや持ちが格段に違ってきます。ぜひ、日々のメイクで心がけてみてくださいね。
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