リアルなドライフラワーを爪の中に閉じ込め、まるでハーバリウムか素敵な押し花の栞を思い出す「押し花ネイル」。今年のトレンドである「花柄」にもぴったりのネイルデザインです。特に寒い冬が終わり、カラフルな花が一斉に咲き乱れる春の時期には良く似合います。今回は押し花ネイルの簡単な作り方と参考にしたいデザインをいくつかご紹介します。
不器用な私でも大丈夫?押し花ネイルの簡単な作り方
押し花ネイルって筆で何かを描くわけではなく、ポリッシュの中に花を閉じ込めるだけ。
なので手先が不器用な人でも、セルフで手軽で楽しめます。
やり方はとっても簡単!
まずは押し花ネイルに使う花を用意しましょう。生花のドライフラワーでもいいですし、ドライフラワーを似せて描かれたネイルシールを使ってもOK。
①ベースカラーを二度塗りし、艶とぷっくり感をだします。押し花が目立つように白色にするのがおすすめ。もちろんパステルピンクやクリアでも大丈夫です。
②クリアジェルを乗せて乾く前に押し花を配置していきます。クリアジェルが糊替わりになるので、作業はスピーディーに。
③ピンセットで押し花をデザイン良く配置していきます。小花を散りばめてもいいですし、茎まであるドライフラワーを花束のように置いてもステキ。
④このままでは押し花が取れやすいので、上からクリアジェルを重ねて塗り、凸凹をフラットにします。しっかり硬化してください。
⑤さらにトップコートを塗れば、ツヤがでてネイルのモチもよくなります。
可愛いのに簡単♡清楚で春らしい押し花ネイルデザイン集
ここからはセルフでもできる押し花ネイルのデザインを厳選してまとめていきたいと思います。
●ベースピンク×押し花ネイル
可憐なサクラ色がお花見デートにピッタリ♡
特に乗せる押し花の色が薄い時には、それを際立たせるため、濃い目のピンクをベースにするのが◎!
●ブルーベース×押し花ネイル
スミレやアジサイを連想させる紫の押し花には、爽やかなブルーがお似合い♡
梅雨の時期にも活用できそうな、大人っぽいネイルデザインです。
●ホワイトベース×押し花ネイル
元気がみなぎる、ビタミンカラーの押し花にはコントラストが美しいホワイトベースが良いでしょう。
パッと華やかなオレンジやイエローが気分まで上げてくれそう♪
●オフホワイトベース×押し花ネイル
カラフルな押し花を散りばめたい場合は、どの色も邪魔しないオフホワイトがおすすめ。
パープル、ピンク、イエロー、ブルーと色の種類は多種多様ですが、自然の花が表現するナチュラルな色合いなのでくどくなく、派手すぎることもありません。甘い花の香りが漂ってきそうなキュートで華やかなネイルデザインです。
●ベージュベース×押し花ネイル
少しくすんだアースカラーの押し花にはベージュがしっくりきますね。控えめな押し花でネイルを囲んだら、残りの爪を青空の色でまとめましょう。清々しい野原のよう♡
●クリアベース×大花ネイル
小花を散らしたかのようなネイルも素敵ですが、大胆に大花を数輪、爪に乗せるのもステキ!茎部分は入れず、花弁だけを重ねて乗せれば、まるで花をガラスに閉じ込めたインテリアのよう♡
●ニュアンスネイル×押し花ネイル
ニュアンスネイルとは、似たような雰囲気でまとめながら、曖昧な色合いを出しつつ、自由にデザインする技法のこと。今年の春のトレンド柄です。ニュアンスネイルを成功させるためには、色の雰囲気を統一させること。
このニュアンスネイルも10本すべてデザインが微妙に違いますが、淡い色という共通点を貫いているので、儚く柔らかく、美しい雰囲気が出ています。ワイヤーや金粉の使い方がとっても上品で素敵です。
●フラワーフレンチ
押し花ネイルでもう一歩他の人と差をつけたいなら、押し花をつかったフレンチはいかがでしょう?爪の先だけ小花を配置し、まるで花で作った花冠のよう♡くどくなく、シンプルなのに女性らしいので会社でも好まれそう♡
優しい雰囲気を漂わせる押し花ネイルは女性をもっと女性らしく、上品で可憐にみせてくれます。自然の素材を使ったデザインだからこそ、色を数色使っても散らからず、おしとやかな雰囲気になります。ベースネイルを塗った後好きにフラワーを配置するだけ。とっても簡単なのに洒落たデザインに仕上がるので、ネイル初心者にもぜひ試してほしい技法です!
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