キャップをかぶるという行為は、ファッションでもあり、日差しを避ける道具でもある。その一方で、かぶり心地や見た目のバランスで悩んできた人もいるかもしれない。
そんな「こうだったらいいのに」に応えてくれるのが、創業89年の老舗帽子屋「株式会社大喜商会」が2020年に立ち上げた帽子ブランド「CATERPP（キャタップ）」だ。
ゴム紐で調整する。新しい発想の“ギア的キャップ”
2025年6月27日から3日間、幕張メッセで開催された「TOKYO OUTDOOR SHOW 2025」でひときわ賑わっていたのがこのブース。
一見シンプルなキャップだが、最大の特徴は後頭部に配されたゴム紐。実はこれ、結ばない靴紐でおなじみの「キャタピー」を帽子に取り入れたら良さそうだ、という発想から生まれたという。
この伸縮する紐が絶妙なテンションでフィット感を生み出し、頭の形に自然になじむ。キャップのサイズに悩んできた人にとって、この気持ちよさはちょっと新しい体験だ。
さらに紐は着脱可能となっており、豊富な柄やカラーのなかから変更が可能。気分に合わせてアレンジも楽しめる。
脱げないのにしめつけない、圧倒的な心地よさ
そして実際にかぶってみて驚いたのは、そのフィット感のよさ。紐は調整ができるうえにストレッチ性もあり、程よいホールド感をキープしながらも、締めつけによる不快感がない。
実はキャップの形状も、アジア人の頭の形にフィットするよう試行錯誤して生まれたオリジナル。さらにストレッチ性のあるコードによって、長時間つけていても頭が痛くならない。
コードは片手で引っ張るだけで簡単にサイズ調整が可能で、かぶり心地、使い心地はこれまでにない感覚だった。
しかも、シューレースが突然切れてしまったときの一時的な補修にも使えるというから驚きだ。
首筋までしっかり守る、軽量サンシェードも。
もうひとつ気になったのが、帽子にジョイントして使えるサンシェード「SHADE ONE」。首筋や耳、頬までしっかりカバーできるうえ、わずか28gと軽量。帽子と同じく、キャタピーコードの調整によるフィット感も抜群である。
取り外しが容易で、こちらもコードの変更でアレンジが可能。撥水性、UVカット、通気性、そしてコンパクトさを備えており、帽子とセットで手に入れておきたいアイテムだ。
自分に合うキャップが見つかる、そんなよろこび。
キャップがただのアクセサリーではなく、“自分ナイズされたアイテム”として使える。ぜひ一度かぶって体感してみて欲しい。
（問）キャタップ www.caterpp.com/
The post “あの靴紐”がキャップに？ カスタムもフィット感もハマる、新発想キャップ「CATERPP（キャタップ）」。 first appeared on GO OUT WEB.
