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ヘリノックスのチェアワン(re)はどう進化した!? DAC社の会長自らプレゼンするイベントに潜入!


いまやアウトドアブランドとしての確固たる地位を築いた「Helinox(ヘリノックス)」。先日、原宿のヘリノックス クリエイティブ センター 東京にて、今夏リリースしたチェアワン(re)のプレゼンテーションイベントが開催されるということで、GO OUT編集部も参加した会場の様子をお届け。

名機チェアワンの進化ぶりをレクチャー。

プレゼンターは、ヘリノックスに高品質なアルミポールを供給するDAC社のラ・ジェゴン会長。1988年のDAC社スタート以来、オガワのグッドフェローやロッジドームといったテントをはじめ、さまざまな名プロダクトの開発に携わってきたジェゴン氏。もっとも誇らしいクリエイションがヘリノックスのチェアワンシリーズだそう。

「重く嵩張る折り畳みチェアしかなかった時代に生み出したチェアワン。約13年経った今も変わらぬ構造ですが、軽さと丈夫さ、組み立てやすさなど、当時から求められていたスペックを有しています。ただ、作り手として少し残念なポイントが2つ」。

「1つは重心が後ろにかかり、立ち上がりにくいこと。ゆったりとリラックスした座り心地ではありますが、背中が垂直になりにくいため座りながらの作業、デスクワークが難しいのです。アウトドアでは問題ないかもしれませんが、オフィスやリビングだとちょっと不自由ですよね」。

また、ユーザーが長時間座り続けるというデータもあり、軽量性より快適さ、安定感が重視されるようになったのではと考えた。「チェアワンが追求したのは軽さですから、各ポールが細い。細さ=弱さに繋がり、湾曲しないよう各ポールは短くなります。そのため、横から見て八の字を描くチェアワンの脚は前後の接地点が近く、安定性に不満が」。

チェアワン(re)はポールを太く設定。長いポールでも一定の剛性が確保され、ワイドに開いた脚を実現できた。おかげで倒れにくく、前に体重をかけてもフラつかないように。「チェア部分と足を連結するコネクタの形状も改良しました。軽いプラスチック製ながら300kgの負荷に耐えられます」。

家でいえば梁にあたる、左右をつなげるポールも進化した。「オリジナルは円柱でクルクル回転する仕様。完全に固定すると負荷が集中してモロくなってしまうからです。ポールが太い(re)シリーズでは四角柱を採用し、回らなくなりました。遊び部分がなくなったため、以前のようなブレは感じません」。

「もう1つの難点が座ったときに生じる、腿部分の違和感。座面の余計な“たわみ”が原因なのですが、フレームポールとシートの連結部分を改良することで解消しました。4つのジョイントそれぞれに力が分散する構造を考え、シートのテンションにムラが出ないようにしたのです」。

シート自体のデザインまで変更されており、一層プレッシャーが少なく、長く座っていたってストレスを感じない作りとなった。「アウトドアに限らない、ライフスタイル全般とのマッチングを目指した、完成形に近いチェアです。オリジナルのファンならきっと気に入ると思いますよ!」

Chair One (re) ¥18000

一見、どこが変わったのかわからないぐらいのアップデートなのかと思いきや、構造やパーツなどが改良されたことで、座り心地は格段に良くなっていた。すでに愛用しているヘリノックスユーザーなら、実際に座ってみるとその違いにきっと驚くはず!


(問)Helinox Japan helinox.tokyo/

The post ヘリノックスのチェアワン(re)はどう進化した!? DAC社の会長自らプレゼンするイベントに潜入! first appeared on GO OUT WEB.

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