名だたるブランドのテントのOEMを長年行なってきた、ニューテックジャパンが手掛けるファクトリーブランド「鎌倉天幕」。同ブランドが、日本を代表するダウンウェアブランド「NANGA(ナンガ)」とタッグを組み、ハンディキャンプを持つアーティストとコラボした、プロジェクトをスタートした。
その第1弾として、特別なアートワークをあしらった「COOCA T Shirt」がこの夏登場。

COOCA T Shirt ¥7480
Tシャツのアートワークを手掛けたのは、障がいを持つ方に創作活動の場と機会を提供し、就労支援を行う、神奈川県平塚市の福祉施設「studioCOOCA(スタジオ クウカ)」所属のアーティストたち。
今回のコラボレーションは、ハンディキャップを抱える人たち一人一人の個性と特性を活かし、福祉とアートの融合を目指す同スタジオと、“アウトドアメーカーを通じて、多くの方が福祉に関わるきっかけを作りたい”という「鎌倉天幕」の思いにくわえ、「ナンガ」の共感があり実現した。

Tシャツの正面には「NANGA」のボックスロゴ。通常のロゴと異なり背景が「studioCOOCA」のアーティストの絵画作品に置き換わっている。プリントが映えるホワイトのボディには、Ferre Yarn(フェレーヤーン)と呼ばれる、リサイクルの国際基準を満たし、GRS認定を取得しているリサイクルコットンを使用。環境への負担軽減にも配慮されている。

背面には、大きく色鮮やかなアートワークがプリントされている。山の稜線のように重なる多様なパターンは、Taiyo氏、Masaki Okano氏、Kayo Horie氏の3名のアーティストの6つの作品が組み合わさったコラージュ作品。
デザインの選定を行なったのは「鎌倉天幕」と「ナンガ」のスタッフ。実際に湘南にある「studioCOOCA」のアトリエに足を運び、数々の作品の中から、ピックアップされた。
アーティスト、それぞれの作品を単体で見ると個性の違いが見えるが、コラージュしても見事に調和しているのが興味深い。

ハンディがあるからこそ生まれた唯一無二の個性たちを、着るアート作品に昇華した本アイテム。身に纏えば、違いを認め合って、思いやりの心を持つことの大切さを知り、豊かな生き方を考えるきっかけになるかもしれない。
販売は、鎌倉天幕を展開する『ニューテックジャパン』の公式オンラインストアにて開始されたばかり。彼らのクリエイティビティに触れ、感性を磨きつつ、活動の支援をしよう。
(問)NEWTEC JAPAN newtecjapan.co.jp/
The post ハンディキャップが生む、才能。鎌倉天幕より、ナンガとコラボしたアートTシャツが登場。 first appeared on GO OUT WEB.