頼れる相棒 「サンシー号」との旅、 第二章の幕開け。
外遊びにまつわる商品企画や空間プロデュースなど、多岐に渡って活躍するアウトドアクリエイター。旅やハイク、キャンプなどのアクティブライフを満喫し、フォロワー数12万人を超えるインスタグラム(@yuriexx67)で、そんな日常を発信している。
アウトドアクリエイターとして活躍するYURIEさんが、インフルエンサー的に発信してきた外遊びのひとつが、日産・バネットをカスタムした愛車、通称〝サンシー号〞との旅。D.I.Y.で仕上げた、どこか温もりを感じさせる内外装や、絶景スポットでゆるっとチルする姿が多くの反響を呼び、さまざまなメディアにも登場。昨今のバンライフブームの一翼を担ってきたと言っても過言ではないだろう。
YURIE/アウトドアクリエイター(日産 バネット 2012年式)
「北は知床、南は鹿児島まで、いろんな場所に行きましたよ。それまでもキャンプは楽しんでいたけど、クルマに乗ってからフットワークが格段に軽くなりました。ジブンで運転して好きな場所に行けるのもいいけど、予定を決めずに自由気ままに動けるのが楽しくて。だからサンシー号は大切な相棒でもあるけど、個人的には、ちょっと〝自由の象徴〞みたいなところもあります」。
そんなサンシー号が、今春にエンジンがオーバーヒートしてしまい、ついに動かなくなってしまった。2017年から続いてきた旅も終焉かと思われたところ、夏には新たな愛車を入手。現在、絶賛カスタム中だが、新しく相棒として迎え入れたのは、なんとまたもや日産・バネット。そこには彼女なりのこだわりと、サンシー号への絶対的な信頼があった。
「買い替えるにあたり、最初に考えた条件が、壊れにくい四駆車ってこと。あとは積載力と、気軽にセルフカスタムできるコスパの高さ。それで絞り込んで検索していくと、結局バネットが出てくるんですよ(笑)。でも確かに手がかからない子じゃないけど、7年間で1回も調子が悪くなることもなく、ずっと元気に走ってくれたんです。街からアウトドアまで、構ハードに乗り回してきたのに。最初はなんとなく見た目とかで選んだクルマだったけど、いま思えばベストな選択だったのかなって」。
新旧サンシー号は、車種どころか型番まで同じで、一見すると違いがわからないほど。そのためカスタムパーツも使える部分は引き継いでいるそう。
「違うクルマに乗り換えるってより、新しいボディで蘇らせるイメージに近いかも。でもせっかくだから、ちょっと便利にしようかな。シンクを付けたり。そのあたりは、これからいろいろ考えて、楽しんでいきたいですね。だけど、ジブンでもビックリするほど、まだ愛着が沸かなくて。むしろ旧サンシー号への愛着を再確認させられました。こんなにクルマに感情移入できるんだって。だから新サンシー号も、これからゆっくり同じジカンを過ごして、少しずつ仲良くなっていきたいですね。いまはまだ他人っていうか、ちょっとした知り合い程度かな(笑)。でもきっとまた頼もしい相棒カーになってくれると思います」。
内外装を含めたセルフカスタムは、来春頃の完成を目指して鋭意進行中。サンシー号の旅、第二章の幕開けとなる。
新サンシー号の外装は、まだカスタム前の無垢の状態。「前回の塗装で使ったラッカースプレーがまだ残っていると思うので、また同じ色のサイドラインを入れようかと思っています」。
The post クルマで旅するワタシにとって、欠かせない相棒。-ワンボックスSTORY 01- first appeared on GO OUT.