4年ぶりの開催となった「GO OUT JAMBOREE 2023」。会場のふもとっぱらには全国各地からキャンプを楽しむアウトドアなクルマが大集合。オーナーの趣味嗜好が色濃く反映された、外遊び仕様にカスタムされた愛車をご紹介します。
#1では旧車、#2では赤いクルマを紹介してきました。第3回となる今回は、アウトドアでも頼りになる走行性と街中での使い勝手を持ち合わせた、コンパクトSUVとミニバンをピックアップしました。
これまでに紹介したキャンプな、愛車はこちらから!
【’22 SUZUKI JIMNY SIERRA】ジブンでカスタムを楽しむ、本気のスモールクロカン。
陣内太一さん/会社員
フェンダー付きの小さいながらもワイドなスタイルを、シンプルな外遊びなスタイルに仕上げている陣内さん。ホイールなどのカスタムパーツはクロカン色の強いJAOS製をチョイス。
「子供と一緒にキャンプを楽しむためにゴルフバリアントから乗り換えました。家族4人で乗るにはコンパクト過ぎますが、ジブンでカスタムできる気軽さがたまりませんね」。
【’22 TOYOTA YARIS CROSS】趣味である釣りのために広い室内空間をセレクト。
campman49さん/会社員
バス釣り用のロッドを、ルーフに収納できる室内空間の広さで選んだというヤリスクロス。カーゴを取り付けることで、タックルを移動して車中泊できるスペースを確保。リアウインドウは、アウトドア系ブランドと釣具メーカーをバランス良くミックスされたステッカーチューンが施されている。
「魚が釣れるタイミングが早朝の場合が多いので、早めに現地に入って仮眠を取るために、室内はいつも横になれるスペースを確保する様にしています。タックルメーカーのステッカーを組み合わせることで、ジブンらしさをプラスできればいいなと思っています」。
【’18 HONDA VEZEL】趣味も仕事も大活躍な使えるコンパクトSUV。
なかじさん/フリーランス
「天井が高くフルフラットになるヴェゼルは、趣味である自転車を車内に積載するにはちょうどいいサイズ感なんです」。遊びだけでなく日常の足としても燃費が良くコスパも満足。ルーフカーゴにギアを積載すれば、家族3人でのドライブもキャンプも十分楽しめるそうだ。
「子供も大きくなってきたので、乗り換えも考えてはいるんですが、日常使いはこれで大満足ですね」。
【’13 MITSUBISHI DELICA D:5】ミニバン系SUVをD.I.Yでスタイリッシュに!
まつさん/会社員
「子どもの成長に合わせてスライドドアの車両を選ぶなかで、1番スタイルにマッチしたのがデリカでした」。憧れだったというホイールカラーのブラックに合わせて塗装されたフロントフェイスは、なんとD.I.Y.によるもの。オリジナルの良さを残しつつ、ジブンらしいスタイルを打ち出している。
山道やフィールドでも頼りになる4WDのタフな走破性にも大満足だそう。「クルマだけではなくいろいろなギアにも、昔からジブンらしさをプラスするのが好きなんです。」
【’22 CITROEN BERLINGO】独自路線のフランス車をタフなキャンプ仕様に。
臼井恵一さん/会社員
普段は奥様が愛用しているベルランゴには、ヤキマの大型キャリアを装着。広いラゲッジルームいっぱいにギアを詰め込んでキャンプを満喫しているそう。
「本当は7人乗りのロングが良かったんですが、納期に時間がかかりそうだったのでノーマルを選びました。ディーゼルなので経済的ですし、これまでドイツ車によく乗っていたんですが、フランスらしい乗り心地も面白いですね」。
Photo/Kenji Fujimaki
Report & Text/Tatsunori Takanashi
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