ジブンに似合うかどうか、ジブンのアクティビティに必要なパフォーマンスかどうか、そしてそれが、おしゃれかどうか…… クルマ選びとなると、ジブンが納得できる1台を選ぶのはまさに至難の業。でも、それを手に入れることができたときの「愛車感」みたいな嬉しさは、もう、とんでもないものだったりしますよね。
今回は、外遊びでもシゴトでも頼りになって、見た目も機能もばっちりで、もちろん乗ると楽しい! おしゃれアウトドアな皆さんにお似合いの相棒にめぐりあった、達人たちの愛車スタイルをお届けします!!
自身で整備して大切に乗り続ける21枚窓の元祖ワーゲンバス。(’65 VOLKSWAGEN TYPE 2)
OWNER:CHAPPY/NDX(NATAL DESIGN XPERIENCE)乗り物担当講師
購入:2015年/知人から購入
ネイタルの体験型サロンで、乗り物系アソビの講師を担当するCHAPPYさん。通称ワーゲンバスの21ウインドウにはキャンプギアやバイクを積載する。「10代の頃にひと目惚れした1台で、オトナになったら絶対に乗ると決めていました」。本職はクルマの整備士のため自身でメンテナンスし、どこでも修理できるように工具も常備。
「エアコンも断熱材もないから真夏や真冬は地獄だけど(笑)、それも楽しめるほど愛着があります。8年乗っているけど、いまでも運転するとテンションがアガるし、エンジンの音を聞くだけでもワクワクしますね」。
オトナになったら乗りたかった、憧れのアウトバック。( ’18 SUBARU LEGACY OUTBACK)
OWNER:角川昌弘/TSUNOKAWAFARM 代表
購入:2022年/専門店(ネクステージ)
ツノカワファームの角川さんがセカンドカーとして長年愛用していたジムニーから乗り換えたアウトバックのリミテッド。「20代の頃にイヴォン・シュイナードがアウトバックに乗っていたのを見て、いつかジブンも乗りたいと思っていて。年齢的にもそろそろ落ち着いた1台が欲しかったので、昨年入手しました」。
現行モデルと乗り比べた結果、先代のほうが乗り心地やディテールがフィットしたとか。「中古車をラフに乗りたかったのもあるけど、この年代のモデルが1番好み。少し北米仕様にしたく、ルーフボックスをセットしたいです」。
愛犬のための天井高ある広いラゲッジが決め手。(’14 MERCEDES-BENZ ML350)
OWNER:山本 大/フォトグラファー
購入:2022年/中古車販売店(T.U.C.)
ゴールデンレトリバーのピニィのために、ラゲッジルームの積載容量だけでなく、天井の高さまで求めた結果、スクエアなデザインのMクラスにたどり着いたという山本さん。愛犬の大型ゲージがそのまま積載可能になったので、かなり車内でもリラックスして過ごしている様子とのこと。
そんなラゲッジには専用のトレーが装着されているので、フィールドでの汚れを気にせずに、荷物を積み込むことができる。「撮影用の機材をしっかり積んでの走りも軽快。メルセデスのゆったりとした乗り心地は、家族からの評判もいいですね」。
ミリタリーライクだけど、家族仕様のアメ車ミニバン。(’99 CHEVROLET ASTRO)
OWNER:伊藤恵一/フォトグラファー
購入:2019年/知り合いから購入
フォトグラファーの伊藤さんの愛車は、オリーブドラブで全塗装されたミリタリーライクなアストロ。じつはこの前もアストロに乗っていたため、同車種を乗り継いだことになる。
「昔から少し旧いアメ車が好きなのもあるけど、たまたま同じクルマに乗っていた知り合いが手放す時期と前車の故障が重なっただけ。乗り慣れたクルマの方がラクなので、再びアストロを選びました」。そのためかなり無骨な佇まいながら、シゴト以外の役目は4人家族用のファミリーカー。「このサイズなので自転車を乗せて親子で公園に行くのに重宝しています」。
オリジナルにこだわるヤングタイマー・メルセデス。(’82 MERCEDES-BENZ 280E)
OWNER:中村裕三/スタイリスト
購入:2019年/専門店
別冊GOLF OUTなどのゴルフメディアでファッションスタイリングを提案する中村さんは、ウィローグリーンのヤングタイマーなメルセデスW123で趣味も一緒に楽しんでいる。同年代のクーペモデルを探しているときに出会ったという愛車は、ほぼオリジナルの極上な1 台。
「いまも地下に駐車しているので、日焼けによる劣化は少ないと思います。毎日乗れるわけではないので、1回の乗車のときになるべく長い時間の運転を楽しむようにしています。ゴルフ場に行くと、若い頃乗っていたよって、先輩たちから声をかけられますね」。
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