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おしゃれキャンプ通たちの、使って良かったキャンプ道具。#3(hobo デザイナー 朝倉秀樹さんの場合)



アパレル業界や感度の高いクリエイティブ業界、メディア関連に身を置くヒトたち。みんないつ見てもオシャレだし、モノの知識量がすごい。そんなヒトが選ぶ物って、だいたい間違いないし、見てるだけでも面白いほど。そこにキャンプ好きの要素が加わったら、かなりいい道具をたくさん教えてもらえそう!


ということで、そんなアウトドア好きの業界人に協力してもらい、それぞれが愛用するキャンプのギアを見せてもらいました。第三段となる今回は「ホーボー」のデザイナー朝倉さんのキャンプスタイルと愛用ギアを拝見!




GO OUT WEB


朝倉秀樹さん/hobo デザイナー


バッグをはじめ、暮らしに役立つウェアやアクセサリーなどを展開するブランド〈ホーボー〉を手がける。その自由な発想から生まれたデザインは、国内の職人が素材の表情や風合いを最大限に引き出して、ユーザーの生活に長く添う。実用と装飾の相反する性格を併せ持つプロダクトのように、本人も都市と自然の両面を満喫している様子。https://thathobo.com/ Instagram:@hobo_official Instagram:@hidekiasakura




 


アースカラーで統一し、自然の中に溶け込む。


夏のキャンプは暑さを凌ぐため水辺のキャンプ場に行くことが多いそうだ。最近ハマっているというSUPを膨らませたまま収納できる〈ザ・ノース・フェイス〉の大型テントは存在感抜群で、サイトの顔として鎮座する。

ギアの選定基準は、ずばりカラーリング。ほぼすべてをオリーブでまとめたサイトから、寡黙で男らしい雰囲気が放たれている。


「森に馴染む色合いのギアが好きなんです。それでもって、極力ツヤのないマットな質感で選んでいます」。そう言われて気づくが、派手な光沢感を持つギアが少ないのも、オリーブのワントーンを際立てている所以なのだ。その中に佇む自らがデザインした〈ホーボー〉のプロダクトもまた、上質なレザーを使っているため、うまく全体と調和している。


〈ヘクタデザイン〉のフォールディングウッドコットを愛用。「使いはじめて2年くらい。木と帆布の昔ながらの雰囲気は、少し重くてもキャンプに持って行きたくなるくらい気に入っています。寝心地もばっちりです」。

ロースタイルのリビング。色にもこだわったという〈ホーボー〉×〈トラックファニチャー〉のテーブルとチェアは、自然の中にうまく馴染んでいる。フレームのカラーリングも美しく、絶妙に主張しているのがいい。

〈ホーボー〉のクッションやブランケットは、ヴィンテージ生地をパッチワークでリメイクしているので、コットのレトロな印象とマッチする。快適な寝床でありながらデザイン性もフォローして、一切手を抜かない。

 


hobo デザイナー 朝倉秀樹のベストキャンプギア8選。


01. メルセデス・べンツのML350



「5年くらい乗っています。見た目どおり、荷物をしっかり詰めることもそうですが、何より色がお気に入り。落ち着いたブラウンの色味は、街にもアウトドアにも馴染んでくれます」。


02. ホーボー×マムートのブーツ



「フットウェアのコラボレーションは日本初。最新技術の詰まったモデルで、こちらは最初のサンプル品を試し履き しているところ。アウトドアで履けるスペックですが、モノトーンカラーにまとめ、街でも履けるカラーを意識しています」。


03. オルカクーラーズの26QT



「ミリタリーライクなグリーンに引かれて購入しました。いつも友人のクーラーボックスと手分けして食料や飲み物を保冷しているから、これくらいのサイズがちょうどいいんです」。


04. ホーボーのセットアップ



「紀州の備長炭で染めているので、デニムのように経年変化を楽しめます。裏地には、所々刺し子生地を補強に使っているのがポイント。パンツはイージー仕様で、ゆったりと楽に穿けます」。


05.ピークスファイブのSUP



空気で膨らませるインフレータブルタイプ。「すべて専用キャリーケースひとつにまとまるから、持ち運びも自宅の収納も楽です。ただ浮いているだけでも気持ちいい」。


06.ホーボーのオイルランタン



これ以外、「10年ほど前にリリースしたものです。LEDライトも使っているし、ほかのこれ以外、ランタンも使うけど、ランタンオイルならではの火の温もりが気持ちいい。テーブルの中央に置いてます」。


07.ヤバノのパーコレーター



「パーコレーターはステンレスのシルバーが多いですが、これはマットブラック。その色味に引かれて購入しました」。いつも『サイドウォークスタンド』のコーヒー豆を抽出する。


08. ホーボー×トラックファニチャーのクッカー



「三重の伝統的な萬古焼で製作しました。ハンドルを装着したので持ち運びに便利。ご飯を炊いたり、蓋はフライパンとして使えるのでウインナーや目玉焼きを焼いたりしてます」。


 


CAMP GEAR BOOK vol.5には、他にも達人たちの“使って良かった”ギアが盛りだくさん!




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