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達人たちの、愛車スタイル。ライフスタイルの相棒的なクルマたち #1



移動手段としてだけでなく、オーナーのライフスタイルを体現するパートナーといえる「クルマ」選びはこだわりを持って臨みたいところ。


そこで、街ではカッコよく、フィールドでは頼もしく、そんなルックスもユーティリティもバッチリなクルマ選びを実践し、ジブンのライフスタイルの相棒といえる1台を手に入れた、達人たちの個性あふれる愛車をリサーチしました!


ポルシェ流のスポーツSUVを、車中泊仕様に大胆スタイリング。(’06 PORSCHE/CAYENNE)



OWNER:田島直哉さん(cardrobe! 代表)


購入:2020年/カードローブ


クルマのセレクトショップ、カードローブの田島さんの現在の愛車はポルシェのカイエン3.2。ルーフキャリアにサイドオーニングをセットし、室内は車中泊仕様にカスタムする。


車中泊用にセミダブルのマットを敷いて収納も兼ねたベッドサイドテーブルを自作。

「ロングドライブの旅が好きだから、車中泊できるのは大前提。そのうえで運転が楽しいモデルということで選びました。趣味を満喫するためのクルマなので、自転車やカヤック、サーフボードを載せて旅に行くことも多いです」。


先日も2泊3日をかけて、東北を周遊してきたばかり。「1700kmくらいのドライブだったけど、車中泊も含めて快適な旅でした」。


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アクティブな釣りライフをサポートする、北米生まれのタフSUV。(’16 TOYOTA/FJ CRUISER)



OWNER:吉田 遊さん(プロバスアングラー、 SNIPEER 代表)


購入:2016年/ディーラー


プロバスアングラーとして活躍する吉田さんの、アクティブな釣りライフを支える愛車はFJクルーザー。ラゲッジには数本のロッドや大きなタックルボックスが常備され、TRD のルーフキャリアにはカヤックも積載可能。さらに、ボートを牽引するヒッチメンバーも装備する。


天井のロッドホルダーはFJクルーザーの車幅に合わせて自作したもの。

「湖畔までボートを牽引できるパワーと、陸っぱりのスポットまで乗り入れできるサイズを優先して厳選しました」。今年で5年目ながら、まだまだ飽きることもなさそうだとか。「釣りを楽しむうえではホントにストレスフリー。最高の相棒カーです」。


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ユニークなルックスにすべてを許しちゃう、公私ともの相棒カー。(’97 NISSAN RASHEEN)



OWNER:烏頭尾拓磨さん(カメラマン)


購入:2016年 専門店(ブルーム)


本誌連載の釣り部などアウトドアからファッションまで、フォトグラファーとして活躍するウトオさんの愛車は、ラシーン専門店のブルームで手に入れた後期型。


前後ともにソフトレザーのシートカバーを装着し、開閉式サンルーフが開放感をアップ。

「スクエアフォルムが好みで、長尺ペーパーも積載できるクルマを探していましたが、意外と選択肢が少なかったので即決。チャイルドシートを設置しているので、なにげに車内が狭かったりしますが(笑)、このルックスにすべてを許してしまいます。すでに14万kmオーバーで、エンジン始動に不安を覚えるときもあるけど……、元気な限りは乗り続けたいですね」。


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ニッポンが誇る名車を、あえてのアメ車感覚でラギッドに乗り回す。(’98 NISSAN GLORIA VA)


全長が4m以上ありホイールベースも長いため、ゆったりした運転が楽しめるけど、シャコタン仕様のため走る道を選ぶとか。「フルスモークにしていたけど都内で職質されまくるので(笑)全部クリアにしました」。

OWNER:橋本 奎さん(CarService ディレクター、YouthQuake、4K PR)


購入:2018年/ネットオークション


3年前に入手した橋本さんにとってのファーストカーはグロリアのライトバン。「60年代のアメ車が好きだけど、実用的な足として考えると、やっぱり国産車かなと。それでもグロリアバンは、アメ車に近いルックスと雰囲気がある。ヤレた塗装も含めてお気に入りなんです」。


リアウインドウは部分的にステッカーでカスタム。「お世話になっているブランドやショップさんのもの」。

ローライダーのスタイルを意識して、車高も少し低めに設定している。「正直、あまり乗り心地はよくないけど(笑)、運転するのが楽しいです。すでに25万kmくらい走っているけど、まだまだ現役。せっかくなので、このまま壊れるまで乗り続けたいですね」。


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  • Photo/Taizo Shukuri、Takuma Utoo

  • Report&Text/Masatsugu Kuwabara


 


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