「〜らしさ」が満載なのが、関西のローカルエビグルメの特徴。しかし、たこ焼き風のエビ焼き（
）はなんと大阪でなく、和歌山のご当地エビフードでした。ご当地らしさだけでは終わらないのが、楽しくて面白い！
「マコト商店」の「じゃこごうこ」（大阪府泉佐野市）
じゃこごうこは、大阪府泉州地域の伝統的な郷土料理で、水なすの古漬けと小エビを醤油で炊き合わせた独特の料理です。この料理は、大阪の家庭でよく作られる常備食として知られています。特に夏の暑い時期に冷たくして食べると、食欲をそそられます。水なすをぬか床に漬け、古漬けにした後、塩抜きをして小エビと共に甘辛く炊き上げています。その味わいは、泉州地域の人々に長く愛され続けています。
【グルメ情報】
「マコト商店」の「じゃこごうこ」6個セット
3600円（税込）
086-251-6221
大阪府泉佐野市大宮町12-6
10時～17時
日曜定休
「浜坂の郷」の「浜坂地エビと海鮮五種盛丼」（兵庫県美方郡新温泉町）
浜坂地エビは兵庫県の北西端、新温泉町にある浜坂港で水揚げされるエビの総称で、地元で主に消費される5種の貴重なエビを指します。これらのエビは漁期が限られ、水揚げ量も少ないため、非常に珍重されています。浜坂地えびの中には、甘エビ、ガラエビ、モサエビ、鬼エビ、スジエビなどがあり、それぞれが独自の味わいと食感を持っています。この丼は、そんな浜坂地エビを使いつつさらに5種類の海鮮を追加した贅沢な海鮮丼です。
【グルメ情報】
「浜坂の郷」の「浜坂地エビと海鮮五種盛丼」
1600円（税込）
0796-80-9010
兵庫県美方郡新温泉町栃谷57
9時～18時
無休
「海街日記」の「雑賀崎焼き」（和歌山県和歌山市）
「雑賀崎焼き」は、和歌山県特産物「アシアカエビ」を使ったたこ焼き風料理です。このエビは見た目が美しく、クルマエビに似ているものの、甘みが強く柔らかい肉質が特徴です。そんなアシアカエビを1個あたり1匹使って作られた「雑賀崎焼き」は、一口食べるとアシアカエビの甘みと旨味が口いっぱいに広がります。アシアカエビの旬である春と秋で、特に美味しくいただけます。
【グルメ情報】
「海街日記」の「雑賀崎焼き」
550円（税込）
073-488-1228
和歌山県和歌山市雑賀崎1860
11時～20時
木曜定休
「魯ビン」の「エビの土瓶蒸し 」（京都府京都市）
新鮮なエビを土瓶に入れ、出汁や野菜と共に蒸し上げた一品です。土瓶の蓋を開けた瞬間に立ち上るエビの香りが食欲をそそります。エビはプリプリとした食感で、出汁の旨味がじんわりと染み込んでいます。添えられた季節の野菜も、エビの旨味を吸ってさらにおいしさを引き立てられています。
【グルメ情報】
「魯ビン」の「エビの土瓶蒸し 」
1000円～2999円（税込）
050-3628-2022
京都府京都市中京区先斗町通り若松町137-4
15時～21時
不定休
「至誠庵」の「エビ豆」（滋賀県大津市）
エビ豆は、琵琶湖で捕れるスジエビと大豆を主材料とした、滋賀県の伝統的な郷土料理です。この料理は、大豆と小さなエビをしょうゆ、みりん、酒、砂糖などで作った甘辛い調味料で煮込みます。エビ豆はカルシウムとタンパク質が豊富で、古くから滋賀県では祝事や法事、祭りなどの集まりで親しまれてきました。琵琶湖のスジエビの風味と大豆のほっくりとした食感が特徴で、ご飯のおかずやお酒のつまみとしても人気です。
【グルメ情報】
「至誠庵」の「エビ豆」
540円（税込）
077-534-9191
滋賀県大津市石山寺3-2−37
10時～17時
無休
