邦楽名曲シリーズの最新企画、今回は、R&B(リズム&ブルース)系女性ボーカル曲の魅力に迫ります。1990年代から2000年初頭にかけて発表され、令和時代の若者たちからもネット上で熱い支持を集める6曲をセレクト。それでは、リスナーの心を揺さぶり、耳に残る選りすぐりの曲をご紹介していきます。
「つつみ込むように…」(MISIA)
MISIAのデビューシングル「つつみ込むように…」は、1998年(平成10年)の発表。深い感情表現と力強く感動的なボーカルで知られています。歌詞は愛と慰めのテーマを扱い、リスナーに温かみと安らぎを与えます。公式MVは、動画サイトで2227万再生を上げ、コメントは2800件を越しています。若い世代からも「最近たまたま聞いた。本当にすてきな歌」「たぶん、死ぬまで一番好き」と、最大級の称賛が寄せられています。
「Garden」(Sugar Soul)
1999年(平成11年)にリリースされた「Garden」は、Sugar Soulによる作品です。ゲストボーカルにDragon AshのKjが参加し、音楽シーンで大きな影響を発揮。このユニットの最大のヒット作となりました。後にMay J.によってカバーされ、新しい世代のリスナーにも受け入れられています。TikTok動画では、カバーやギター弾き語りを始め、若いファンが楽しそうに歌う動画にたくさんのいいねとコメントが寄せられています。
「やさしい気持ち」(Chara)
「やさしい気持ち」は、Charaによる14枚目のシングルで、1997年(平成9年)の作品です。Charaの特徴的な声が全面に打ち出され、多くの人々からの支持を得て人気曲となりました。テレビCMにも使用されました。YouTubeでは「クセのある歌い方がなんだか感動」「声が優しいから泣いてしまう」といった声を始め、惜しみない絶賛が集まっています。
「Last Smile」(LOVE PSYCHEDELICO)
「Last Smile」は、LOVE PSYCHEDELICOによるシングルで、2000年(平成12年)リリース。情感豊かなメロディと、溶け合うように入り乱れる英語と日本語の歌詞が特徴です。YouTubeでは「渇いてるしサラサラしてるんだけど包み込まれるような歌声」「とにかくカッコよくて鳥肌が立った」といったコメントとともに、900万回以上の再生数を上げています。
「REEEWIND!」(m-flo loves Crystal Kay)
「REEEWIND!」はm-floとCrystal Kayによるコラボレーション曲です。2003年(平成15年)のリリース。m-floのヒップホップとエレクトロニックのサウンドに、Crystal Kayの軽やかながらパワフルなボーカルが心地よく融合しています。歌詞は前向きなメッセージを伝え、エネルギッシュなビートが特徴です。YouTube動画には、日本語に混じって英語でも「私の心の特別な場所をつかまれた」「アメーージングだ」と熱烈なファンのコメントがあふれています。
「情熱」(UA)
「情熱」は、UAのシングルで、1996年(平成8年)に発売されました。この曲は、その特徴的なリズムとUAの独特の歌声で、当時の音楽シーンに新しい風を吹き込みました。時に情熱的で、時に切ないメロディーと歌詞が印象的なこの曲は、今なお多くの人々に愛され続けています。YouTubeには、公式MVはもちろん、若い女性ボーカリストたちを中心にカバー動画が多数アップロードされています。2021年にはGLIM SPANKYもこの曲のカバーを公開しています。