ローカーボは唐揚げや油炒めを食べながら痩せられるダイエット法。ローカーボでは、いったん脂は悪であるという概念を取り払わなければなりません。炭水化物は減らすものの、カロリーは確保するのがローカーボダイエット。ローカーボでは脂を積極的に摂る必要があるのです。
ローカーボのポイントは脂肪の摂取
ローカーボダイエットでは、糖質をほとんど含んでいない肉類は、従来の糖質制限と同じように牛・豚・鶏の何を食べてもOK。ほかにも、魚介類全般に大豆製品やキノコ、卵なども食べられます。
ローカーボで健康的に痩せやすい体を作る最大のポイントは脂肪の摂取にあります。これまで油はカロリーが高く、ダイエットの大敵とされてきました。
しかし、もともと脂肪分は細胞やホルモンの材料となったり、体を動かすエネルギー源にもなる重要な栄養素。ふだんの食事からただ糖質を抜くだけだと、エネルギーが足りなくなるばかりか、ストレスにもなってしまいます。
ローカーボで揚げ物を食べるポイント
そこで、ローカーボは糖質を減らす代わりに動物性の脂、植物性の脂、そして魚に含まれる脂をバランスよく、積極的に摂取することが望ましいというわけ。ローカーボダイエットは唐揚げや油炒めといったものは、どんどん食べることを推奨するのです。
ただし、ローカーボで揚げ物を食べるときに大切なポイントがあります。フライの衣に使用しているパン粉や小麦粉は炭水化物です。揚げ物は素揚げか、衣をできるだけ薄くした唐揚げにしなければなりません。
いずれにしても糖質を制限する代わりに、脂を積極的に摂ることがローカーボの最大の特徴。そこに、ダイエット成功の秘訣があるのでです。