運動のシンドさでいったら自転車よりランニングのほうが上。しかし、ダイエット視点で見ると自転車のほうが効果的です。ランニングは運動強度が高いものの、足が地面から離れるときには多くの筋肉が作動していません。自転車ダイエットが効果的な理由を詳しく見ていきましょう。
自転車ダイエットは下半身に休みなし
自転車のペダルで上下方向に動きが切り替わるポイントのことを死点といいます。ペダルが真上に来るのが上死点で、真下にくるのが下死点です。自転車は上死点に達したペダルを踏み込み、下死点のペダルを引き上げる動作を繰り返すことで回転力を維持。前へ前へあと進み続けることができるのです。
このとき、使われている筋肉を詳しく見てみましょう。上死点から下死点に至るあいだに、もっとも使われる筋肉が大臀筋や大腿部。腓腹筋は途中からは参加して、下死点を通過して以降も力を発揮します。
最後の引き上げ動作のときには、前脛骨格が力を発揮。ペダルが回転しているあいだ、下半身の筋肉は常に動き続けているのです。自転車ダイエットは下半身の筋肉が休みなく動き続けています。
自転車とランニングの筋肉はほぼ同じ
一方のランニングの場合、多くの筋肉が活動していない瞬間があります。とくに使われていないのが大臀筋。設置前後のわずかな間しか作動していません。
これはランニングがアキレス腱のバネの力を推進力につなげているためです。接地のときに筋肉が長さを変えずに収縮して腱にバネエネルギーを蓄積。地面から脚が離れるときに一気に放出しているのです。
自転車とランニングとでは、使われている下半身の筋肉はほぼ同じ。ただし、自転車は筋パワーとしてはランニングより小さい一方で、軽い負荷で常に動き続けています。これが自転車ダイエットがランニングより効果的な理由です。
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