女子アルペンスノーボードの竹内智香選手がソチ五輪で、スノーボード競技としては日本人女性初のオリンピックメダリストとなったのは記憶に新しいところ。そんな竹内選手が実践している、バランスボールトレーニングを4つ紹介しましょう。
体幹のバランスボールトレーニング
1つめは、体幹と股関節のバランスボールトレーニングです。まずボールの上に背中をつけて乗り、片足を壁につけてバランスをとったら、その足にもう片方の足をクロスさせます。腕は胸の前で軽く組んでおきましょう。
そして、下半身の体勢を維持したまま、上半身をゆっくり起こして、その姿勢を5秒間キープするのです。片側をやったら、反対側の同じように行います。股関節のフレキシビリティと、体幹と下半身の協調性が問われるトレーニングです。
2つめは、脚部と臀部のバランスボールトレーニング。仰向けの姿勢で両手を広げ、ボールに両足を乗せたら下半身を床から持ち上げます。太ももの裏側とお尻の筋肉を使うようにしましょう。
この体勢から片足を股関節が90度になるまで上げて、膝をまっすぐに伸ばして5秒間キープするのです。片側を行ったら、反対側も行います。太ももの裏のハムストリングスとお尻の筋肉である臀部のトレーニングです。
連動性のバランスボールトレーニング
3つめは股関節のバランスボールトレーニング。両手を大きく広げた状態で、ボールの中心から左右に少し外した位置に腰掛けます。ボールにお尻を押し付けるようにするとよいでしょう。
そして、お尻の横側をボールに押し付けながら、ゆっくりと上下運動を行うのです。目安は10回ほど。片側を行ったら、反対側も同じように行います。
4つめは連動性のバランスボールトレーニングです。中腰の正座のような体勢でボールに乗ったら準備完了。腰を左に落としたら、上半身は右に向けて、組んで伸ばした両手を右斜め前へ持ってきます。
ここから両腕を斜め左上に持ち上げて、上半身を左斜め後方へ反るまで移動させるのです。バランスが崩れないように、ボールにしっかり乗ることがポイント。片側を行ったら、同じように反対側も行います。
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