体脂肪率を落とすなら、摂取カロリーを抑えて消費カロリーを増やすことが基本。体脂肪率を落とすためにも、運動するときは効率的にカロリーを消費したいところです。じつは、運動をする前にカフェインを摂取すると消費カロリーがアップします。体脂肪率を落とすなら運動1時間前に玉露を飲むと効果的です。
体脂肪率を落とすカフェイン効果
体脂肪率を落とすために脂肪を消費するには酵素が必要ですが、その酵素を刺激するのがカフェイン。カフェインには脂肪の燃焼を促進するという働きがあります。
具体的に脂肪の燃焼を促進するのは、カフェインにリパーゼという消化酵素の働きを活発にする効果があることがポイント。リパーゼは脂肪を分解する酵素になります。脂肪はリパーゼによって、いったん脂肪酸とグリセリンに分解されなければ燃焼できないのです。
このため、体脂肪率を落とすなら運動の約1時間前にカフェインを摂取すると効果的。脂肪の燃焼を高める効果が出やすくなります。カフェインの分量としては、コーヒーであれば1~2杯程度です。
体脂肪率を落とす運動は休み休み
ちなみに、カフェインが多い飲み物はコーヒーをイメージしがちですが、じつは煎茶の一種である「玉露」のほうが上。コーヒーの2倍ほどのカフェインを含んでいます。
なお、体脂肪率を落とすためには一気に運動するよりも、休み休み運動するほうが効果的。「85分連続で運動したあと長時間休む」のと「5分運動しては休んで合計85分運動する」のでは、消費カロリーは同じでも休み休みのほうが脂肪が燃焼するのです。
ただし、カフェインには利尿作用があるので要注意。脱水症状にならないように、運動する前や運動中には十分に水分を補給するようにしましょう。
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