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梨状筋ストレッチは軟式ボールを使うと効果的




梨状筋はお尻の奥のほうにあるインナーマッスル。梨状筋は股関節の筋肉の一種です。股関節は球関節と呼ばれ、全身の中でも自由度が高い部位。自由度が高いだけに一部に負荷がかかると、梨状筋は硬くこり固まってしまいます。そんな梨状筋のストレッチは軟式ボールを使うと効果的です。


梨状筋ストレッチは軟式ボールを使うと効果的


梨状筋ストレッチで本来の柔らかさ


股関節のインナーマッスルである梨状筋には、骨盤を安定させる役目があります。具体的には、立っているときのバランスをとったり、歩いているときに左右のブレをなくす働きです。また、梨状筋は股関節を外側に回す役割を持っています。


そんな梨状筋がこり固まっておこる体の不調が、坐骨神経痛と下半身型冷え性です。加齢や運動不足によって硬くなった梨状筋が坐骨神経を刺激。それが痛みとして現われると坐骨神経痛、血管収縮として現れるのが下半身型冷え性です。


そんなときは、梨状筋をストレッチして本来の柔らかさ取り戻しましょう。とはいえ、梨状筋は深層にあるインナーマッスルであるため、表面から触れることができません。このため、梨状筋ストレッチには、ボを刺激するのが効果的です。


梨状筋のストレッチに軟式ボール


とはいえ、お尻の梨状筋のストレッチは1人ではなかなかできないもの。そこで活用したいのが野球の軟式ボールです。梨状筋はお尻の奥にある筋肉のため、少し大きめのボールでないと押し切れません。また、ある程度の弾力も必要だからです。


梨状筋ストレッチに効果のあるツボは、梨状筋の真ん中と付け根側、先端にあります。ツボを見つけるポイントは押したときの痛みです。梨状筋がこり固まっていると、血流が低下して痛みの原因となる物質が発生。このため、押したときに痛みが出ればそこがツボというわけです。


梨状筋ストレッチのやり方は、ひざを立てて仰向けに寝たらボールをお尻の下に入れます。そのまま、尾てい骨から足の付け根まで、梨状筋がこっているツボを探すのです。ツボが見つかったらボールを当てたまま、腰を左右に動かしてストレッチ。1つのツボを30秒ほどストレッチするのが目安です。


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